空飛ぶ教室✈「キモチがきりかわるとき。赤ちゃん子どもに起こっていること②」8.24のセミナーより | みぬまっくワールド!さいたま市子育て支援センターみぬま(旧称さいのこ☆見沼区)

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赤ちゃん、子どもたち、いろんな大人たちと
泣いて、笑って、怒って、喜んで…
そんな「あるある話」や「えー、そうなんだ~!」「これってたいへん!」などなど
みんなと一緒にここでいっぱいおしゃべりしたいな。

子育て支援センターみぬまでは、「子育てセミナーみぬまっく」オンライン♬ を毎月1回開催しています。

7月・8月・9月の3回の全体テーマは

「“ジブン”を生きる!赤ちゃん・子どものココロのナゾに迫る」

 

赤ちゃんや子どもの行動には、大人からみると、「いったい、何をしたいんだろう?」「どうして、こういうことをするんだろう?」と、理解しづらいナゾなコトがいろいろあります。赤ちゃん・子どもたちは、どんなキモチでしているのでしょう?みんなで、考えてみましょう。

 

8月に開催したセミナー「キモチがきりかわるとき。赤ちゃん・子どもに起こっていること」後半をご紹介しますビックリマーク

 

黄色い花 3歳2か月 Kくんのエピソードから考えてみます。

もっと小さい頃は、思うようにいかないことがあると、ママのところにワーッと行って泣いていたKくん。ママもボクと同じように、悔しいに違いないと思えていた小さい頃から、少しずつ大きくなり、ママはボクと違うこと(小さい子のおもちゃを取っちゃダメ…など)を思っているのではと感じ始めていて、自分で気持ちを整えていくことをし始めているのかな、と感じました。ママでない、他の人のひざのそばって、すごく絶妙な選択ですよね。ひとり、でもないし、誰かに包み込まれるわけでもない。あれこれ言われないけど、見守ってくれそうな人のそばで、自分自身の気持ちをきりかえていく力、すごいな!と思います。(K)

 

 

初めての場でも、自分のペースを保ちながら…

W)以前、みぬまっくで初めて会ったお子さん、2歳くらいだったと思いますが、ママが荷物を棚に置いている間に、スーッと来てぼくのひざに座り、あたりを見回して全部観察して、よし、じゃここでやってみようかな、って感じになっていったことがありました。ぼくは公園のベンチになった気分でした。

 子どもって本当に偉いなと思います。自分の中で、ここではどうしたらいいのかな?と感じるときや、こうしなさいああしなさいと言われるけれど、すぐにはそうできないし、どうしたらいいかわからない、というときなど、自分のペースを、自分自身であることを、ちゃんと保ったうえで、引き受けていこうとするのですね。

 

 子育て支援センターには、保育園でも幼稚園でもないし、ママと一対一でもない、とても豊かな空間・関係があるのですね。自分よりも小さな子や大きな子、ママやパパ、ママに似ているけど違う人、スタッフ…いろいろな人がいる中で、自分はどういようかな、どういたいな、を赤ちゃん、子どもたちが、自分のペースで探していける場でありたいと思いました。(S)

 

黄色い花 次は、1歳5か月 Hちゃんのエピソードですニコニコ

 

 

K)周りをよく見ながら、ママのそばにいたHちゃん。ここはどんな場だろう?わたしはどういたらいいだろう?そんなふうに感じていそうでした。手遊びをみんなで一緒にやる段になり、これをやる場なんだな、がわかったり、歌が聞こえ、それに合わせて手が動いたり、全身が動いたり。身体の緊張がほぐれて、気持ちの緊張もほぐれたりしたのもあるのかな。どんな場だろう?だったのが、自分がこんなふうにいられる場だ!ってわかって、とてもうれしそうにいたHちゃんに見えました。

 

 

やってもらう人から、自分がやる人へ--

W)別の、親子が遊びにくる施設で、もう少し大きな月齢の子でしたが、施設の中に入らず、誰が何を言っても泣き止まなかったのですね。その時ぼくが、「スタッフさんがしたかったんだね、赤ちゃんじゃなくて」って言ったら、「うん」って言って、泣き止んで、自分からすたすた入っていったんです。いつも手遊びの時間になると、やってもらう人でなくて、自分がする人になりたがっていて、次のステージに移っていきたいお子さんなのに、これまでと同じように「赤ちゃんしてなさい」って言われちゃうと、どういていいかわからないよっていうことだったのですね。

 

 
   

S)その時の、Hちゃんの顔を思い出すと、確かにキラキラした目で手遊びしているこちらを見てくれていました。いっしょに手遊びをしながら、あんなふうになりたいなって思ってくれていたのですね。

 支援センターにいること、そこでみんなと手遊びをしたりすることは、子どもにとっての将来の姿の一つの形を伝えていることでもある――。今後、手遊びをするときや、お話したり遊んだりするときには、そのことを心におきながら、より丁寧にやっていきたいな、と思いました。

 

黄色い花お子さんのエピソードやお写真をお伝えいただいたみなさん、本当にありがとうございましたニコニコ

 

クローバー  クローバー  クローバー  クローバー  クローバー

子育てセミナーみぬまっく、9月28日(火)10:00~11:30に開催音譜

テーマは、「どうして?場面が変わると行動も変わる?のナゾ」

支援センターから、あるいはZoomから、ぜひご参加ください!!

 

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(関昌美(S)・加勇田久美子(K) アドボケーター:渡邉寛(W)

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