こんにちは。スタッフのかほです♪
ブログを書くのがずいぶんとお久しぶりになってしまいました。
更新ができなかったのは、実は人生の中で何度かしかない悲しい出来事があったりもしまして…。
今回はそんな時の心境を綴ってみたいと思います。
人間、普段は遭わない状況に陥るとなにか分泌されるのでしょうか、
変な興奮状態になってしまうものなのですね。
でも日が経つにつれて現実として見られるようになり、
と同時に受け入れなければいけない状況になってくる。
事は進んでいくのに気持ちが追い付かない、そんな状態でした。
泣きたいのに泣けないわたしを心配してくれた人が話を聞いてくれたりしました。
たくさんの人に頼らせてもらいました。
話をしていて、何も言わず「うんうん」って聞いてくれる人、わたしに同調してくれる人、一緒に泣いてくれる人。
とってもありがたい時間でした
安心して吐き出せる場所を得たわたしは、
とにかく今はただただ話を聞いてほしい、気が済むまで付き合ってほしい、
そんな思いでした。
話をしていくうちに、混乱していた頭も整理されてきて、
自分も悪いところあったなとか行き過ぎた考えだったなとわかってくる部分もあって、
スッキリ自分の気持ちを吐き出せれば、ちゃんと自分で冷静に修正するものなんだというのも大きな発見でした。
そこには、一般論も正論もいらないんですね。
たとえわたしが間違っていても、一般常識からはずれてしまっていても
そこで「普通はね」とか「常識的に考えて」とか言われたら傷つくし
話をしている途中で「でもね」とか「そうは言っても」と遮られても、やっぱり気持ちが萎えてしまう。
そういう時は、とにかく、ただただ聞いてほしいんだ、と実感したのです。
そうしたら、悲しみは癒えないけれど、不思議と力が抜けて顔を上げることができるようになりました。
普段は子どもの話を聞く立場なので、果たしてきちんと聞いてあげれているかというと…
まだまだ試行錯誤中です。
正論をドカンとぶつけてしまっていたかもしれないです。
例えば、子どもが学校で嫌なことがあって
「あの子にいじわるしてやる!」と言ってきたとします。
それを聞いた親御さんはびっくりして、「そんなことしちゃダメだよ」と言ってしまうでしょう。
でも子どもは(いじわるしてやりたいくらい、頭にきた!)という心境なんですね。
だからその心境を理解しようとしないでドカンと叱ってしまうと、
子どもは(お母さん、ぼくの気持ちわかってくれない)とモヤモヤして、
関係がこじれてしまうかもしれません。
きっとわたしも今回話している途中で、わたしの辛い思いを理解しようとしてくれることなく
「それはダメだよ」とか「それはかほが悪い」と言われてしまったら、
自分の思っていることを全部吐き出すことができずに、モヤモヤが残ってしまったでしょう。
口には出したけれども実際はそんなことしてはいけないことくらいわかっているのに、
この人はわたしが本当にそんなことすると思っていて、
わたしって信用されていないんだと思ってしまったかもしれません。
人が話しているのをただただ聞くというのは親プロでも「傾聴」として習いますが、
本当に難しいです。
子どもが話してくると、つい「それはこうだよ」と口をはさみたくなるものなんですね。
でも、まずやってみることは、「黙ってとにかく最後まで話を聞く」
それだけで子どもは満たされるし、お母さんも子どもの心境が見えてくると思います
難しいですが、親プロを思い出してわたしも頑張ります!