2025年1月1日元旦です。
ご存知の通り、この今日の日を2025年の元旦とする暦はグレゴリオ暦と呼ばれ、現在では国際標準暦とされていますが、その他にもイスラム暦、ユダヤ暦、中国暦、インド国定暦などを併用している国や地域もあり、アフガニスタン、イラン、エチオピア、ネパールはグレゴリオ暦を採用していません。
わが国では江戸時代に定められた太陰太陽暦である天保暦を使っていましたが、明治維新後に、欧米列強に合わせる必要性からも、1872(明治5)年に採用されました。
この時には、明治5年の12月2日の翌日が、明治6年の1月1日にいきなり変更されて、国民の戸惑いを生みました。
なにしろ12月がほとんど消え失せていきなり正月を迎えたわけですから、借金の掛け取りや新年準備の買い物など経済的動揺は大きかったようです。
このいきなりの改暦には、維新は成ったものの、まだまだ貧乏世帯だった明治政府と各自治体にとって、公務員に対して12月分の給料を出さなくて済むという苦肉の策があったようです。
この時期の政府首脳は木戸孝允、伊藤博文、大久保利通らは岩倉具視の全権使節団の随員としてアメリカを訪問中であったため、西郷隆盛がこの強引とも思える改暦を実現させた大立者だという説をどこかで読んだことがあります。