約束の時間に遅れたこと、ただの一度もありません。
なにしろ母がそれに関してだけは徹底して厳しい人でしたし、母自身約束の時間に遅れたことはないはずです。
人を待たせて不愉快な気分にさせるくらいなら、自分が行って待ってた方がいいですし
実際待ち合わせには一番乗りすることが多いですし、若い頃は物陰に身を潜めて文庫本を読んだり、して時間を潰して、その時刻と同時に登場するといったゴルゴ13のような真似をすることさえありました🤣
ああ、考えてみたら唯一遅れたのは、爆弾低気圧の猛吹雪の中を札幌から日が暮れてから苫小牧のフェリーターミナルに向けて出発したはいいですけれど、国道が通行止めになるような猛吹雪とホワイトアウトの中で、左車線を走っている車が次々に吹き溜まりに突っ込んで動けなくなり、自分もどちらの車線を走っているのか、あるいは対向車線にはみ出ているのではないか？という恐怖に捉われ、必死な思いで原野の中にポツンもあるコンビニの駐車場に乗り入れ、このままでは遭難の可能性があるから、生命を優先して仕事を放棄すると社長に連絡し、先にターミナルに到着していたS先輩にも連絡して、とりあえず一休みしようと缶コーヒーを買ってレジに行ったら手が震えて小銭を出さず、言葉も呂律が回らなくなり、てっきり脳梗塞だと思ってレジのお姉さんに救急車を呼んでもらい、苫小牧駅前の夜間急病センターに運びこまれましたが、脳卒中ではなく、疲労と恐怖、そしてパニックにより血圧が220もありました。一晩泊めてもらい点滴を打ってもらったら、翌日には退院してタクシーでコンビニまで戻り、帰宅することができましたが、この夜苫小牧周辺から東胆振周辺で凡そ200台の車が生き埋めになり、30代の男性1名が、車中で一酸化炭素中毒で亡くなりました。
しかも嵐をついて出航したフェリーも結局津軽海峡でアンカー（いかり）を下ろして停泊していたので、Sさんも仕事には間に合いませんでした。
この時の高血圧がやがて巡りめぐって数年後の脳出血に繋がるわけですが、こうして振り返ってみると、昨日話題にした飛行機への落雷を始め、なぜか生かされている幸運を感じます。
というわけで約束に遅れた時に使う言葉は『死にそうだからゴメン‼️』でした🤣
