手接神社 | われは河の子

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 夢想ノ丞さんから茨城県の手接(てつぎ)神社に関してのコメントをいただきました。


 茨城県小美玉市(旧小川町)にあるこの神社は、かつて京都に誕生した新選組の初代筆頭局長だった芹沢鴨の先祖が領主を勤めていたとされ、その芹沢の殿様が騎馬の脚を河童に取られそうになり、それを一刀の元に斬り落とし、後刻その腕を返しにもらいに来た河童とのやりとりから、この河童をお祀りした神社です。(類話は全国に分布します。)


 私は2013年の11月に参拝しています。


 そもそもこの場所は大学時代からの親友で、現在も京都の地で教鞭を取るストウの実家のそばで、この時も彼の家に泊めてもらいました。


 元記事にも書きましたが、斬られた手を取り戻した河童はそのお礼として殿様に傷薬の製法を伝えます。

 河童の腕は体内で一本に繋がっており、片方を引っ張ると片方が縮むし、切り落とされた腕を簡単に繋ぐことができます。

 さらに助けてくれた人に傷薬の製法を伝授するというのも各地に共通した特徴で、この芹沢の子孫と言われる新選組の芹沢鴨を暗殺した同じ新選組副長の土方歳三も、実家は武家ではなく、豪農である一方で、石田散薬という家伝薬を製造、販売しておりましたが、この薬も河童から製法を教えられたと伝わっています。


 河童とは人に薬を伝える薬師の役割を担っていたのですね。


 また昨日ご紹介した


この切り絵の美女オカリナ吹きサンタ・モニカさんとお会いしたのもこの時の旅でした。

 毎日更新していた私のブログを見て、翌日の体験会場に駆けつけてくださいましたし、さらに

翌日の実施会場の場所が、たまたま彼女の地元だったこともあり、二日連続でお会いすることができました。


 そして彼女とは札幌で開催されたオカリナの全国大会でも再開することができました。



 上の切り絵はその時に記念としてお贈りしたものでした。


 彼女はその後私が片麻痺になった時に、この手接神社の御守りを送ってくださいました❣️


 この時の旅も医療機器の体験販売でしたが、

私は薬ではないものの、全国各地で医療機器の体験販売を通じて奇跡を売る男であったわけですから、やはりある意味河童の同類だと言えるのかもしれません🤣


 手の病いに効くというこの神社に参拝してから4年後に、まさかの脳出血を起こして左手がまったく動かなくなるとは思ってもみませんでした。


七郎河童への信心が足りず、手は元通りにはなりませんでしたが、

 医療機器(この場合は低周波治療器ですが)を使うと、


自力ではまったく開閉ができない左手がここまで動くのですから、脳と神経の接続は完全に切れてしまっているのではないと思います。


 北大病院の幹細胞再生医療治験の補欠候補の権利もまだ生きています。


 人の世の不思議とご縁をまだまだ信じて行きたいですね❣️