りまりまさんが会津に伝わる蒔絵の話の中で、ベンガラと錫について記されておられましたが、
錫といえば鈴のことでもあり、本来はイネ科の植物が水際に生える時に、水中バクテリアの働きで茎の中に褐鉄鉱という鉄成分の塊を生み、これを精製して鉄を得たことからおめでたい物の象徴となり、この葦などを振るとカラカラと音がすることから鈴が生まれたとも言われ、鈴の音による霊力で、さらに多くの鉄を得られることを願ったともされます。褐鉄鉱はパイプベンガラとも呼ばれます。
それに関して興味深い記事を見つけました。
どうやら東北とも、鬼とも関連が深いらしいです。
鬼は金棒を持っていますが、製鉄を象徴しているのだと思います。
節分を前に鬼の話題に繋がるなんてタイムリーだと思いました。
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