昨日帰る前の午前中に最後の入浴がありました。
施設に到着した日にも入浴したのですが、その時は普通の4〜5人は入れる浴槽に入りました。
1階のデイケアでは大浴場を利用するのですが、2階以上の居住者はそこを使うことはできません。
デイの温泉ホテル並みの大浴場(写真は施設ホームページからお借りしました)
デイでの入浴の時はこれだけ広い浴室ですから、脱衣所から施設スタッフに浴室用の車椅子に移乗させてもらい、そのまま浴用車椅子に座ったまま頭と身体を洗ってもらって、その後浴槽のへりに置いた回転ボードの上に移乗して身体を回転させて足から湯に浸かります。
上がる時は1人が湯の中に入り、スタッフ2人がかりで上がるのをアシストしてくれます。
ところが、初日に入った狭い浴室では浴室用車椅子のままでは狭くて使えないので、装具を外した裸足のまま手すりにつかまって、入り口に止めた車椅子から横歩きで浴槽まで辿り着いて、やはり回転ボードを使用してお湯に浸かることができました
しかし私の麻痺足は拘縮が進んで内転がひどく、装具無しでは、足の小指側の側面が床のタイルについてしまい、足の裏から着地することができません。痛くてたまらないのです。
それで今日はお願いして、12月に入った時に使った車椅子のまま入浴できる特殊浴槽を使いました。
去年入院したリハビリ病院のH病院では車椅子ごとリフトに乗って、そのまま浴槽に沈むリフト浴でしたが
この金属製のスノコごと沈んで行きます。
写真はお借りしました
ここに置いてあるのは沈むのではなく、車椅子の周りをお湯で満たすタイプです。
写真はお借りしました
スイッチを入れると、車椅子の容積もあるからでしょうが、わずか1分ほどで40℃のお湯が肩の高さまで満たされるという仕組みになっています。
手足を伸ばしてくつろぐわけには行きませんが、肩までゆったりとお湯に浸かれるのは身体が不自由な身にとっては有り難いです。
この装置は1枚目の写真の右端にも写っています。