脳卒中による後遺症に高次脳機能障害があります。
この中の症状のひとつに見当識障害というものがあり、日付や曜日がわからない、自分がいる場所がわからない、よく知っている場所で道に迷うなどがあります。
自らも脳出血で左脳を破壊した経験のあるアメリカの脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士はその著書「奇跡の脳」の中で自己と他者を分類するのは左脳の働きで、それが侵されると、上記のような症状が出現するというようなことを書いており、実際彼女は、自分の左脳が徐々に機能を失っていく様子を科学者の目で観察して行き、自分の身体の境界が溶け出し、やがて宇宙と一体化したような涅槃の境地を味わったと述べています。
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私の場合損ねたのは反対側の右脳でしたので、そこまで極端な見当識の乱れはありませんが、
実際問題として、まま直面するのは寝ている時にタオルケットや掛け布団の縦の辺と横の辺の区別がわからないことです。
つまりまっすぐ首まで引き上げていたつもりの布団から伸ばした足がにゅっと突き出て驚くというものです。布団が身体に横向きに掛かっているのがわからないのです。
これは同時に身体が敷布団に対して真っ直ぐになって寝ていないことにも関連します。
私の場合左麻痺があるからなのかも知れませんが、自分では真っ直ぐに寝ているつもりですが,脚は大きく身体の右側に傾いて寝ているらしいです。
夏場には別に困ることはありませんが、この北海道の厳寒期に、暖房のない部屋で寝ていては、モロに影響を受けます。寒い空気がベッドの中に入って来て眠りが妨げられます。
