今回の入院では期待していた看護師さんたちとのコミニケーションが少ないように感じます。
どうも入院患者さん自体が少ないみたいですし、看護師さんたちも遅い夏休みを交代で取っているようです。
昨日は日曜日という事もあり、ナースステーションの中がガラガラでした。
それと思い当たったのは、正月に入院した時に比べて、私にあまり手がかからなくなったので、自然と接触の機会が減ったことです。
なにせ正月にはてんかんで意識不明のまま担ぎ込まれましたので、覚醒した時には点滴や導尿カテーテルや、心電図系に繋がれっぱなしでしたし、便はオムツの中での排泄でした。
やがて導入カテーテルが外されてからも、排尿はベッド上で尿瓶を使っていましたので、何かにつけ看護師さんが甲斐甲斐しくお世話してくれたのですが、今回はリハビリとSCSの調整が目的なので、つきっきりでお世話される必要が無くなりました。
また、一昨日まではコロナ感染対策で、トイレ使用後には便器の消毒が必要だったため、使用後はナースコールを押して看護師を呼ばなければならなかったのに、それも昨日から解除されました。
その意識のせいか昨夜は夜間に一度もトイレに起きませんでした。
この夏は脱水症予防のために1日で1リットル以上のミネラルウォーターを飲んでいましたが、糖尿病があり腎機能が落ちて来ている私は、日中に飲んだ分の尿を作ることができずに、夜間にほぼ1時間ごとに5回もトイレに行っておりました。一昨日までも夜間に2回はトイレに行って、夜勤とはいえ、深夜にその度に看護師を呼ぶのが気が引けていましたが、呼ばなくてよくなった安心感が、尿意そのものを抑えたのかもしれません。
ところでどうでもいい話ですが、小便のことをどうして「おしっこ」というかご存知ですか?
まず「お」は単なる接頭語、丁寧語ではなく、漢字で尸(しかばね)の下に阿と書いておと読み排泄の意味だそうで、「し」は湿を表し水分のこと、そして「っこ」とは「駆けっこ」や「にらめっこ」などと同じく動作を表す接尾語だそうで、水分を排泄するというそのままの意味になります。
決して単純な幼児言葉ではなかったのですね⁉️
私はもう立っておしっこすることができません。
これが思いの外男の尊厳を奪われることなのです
写真はお借りしました