湯女(ゆな) | われは河の子

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心電図モニターが外れ、普通食になり、ベットに横になっているのでなく、車椅子で過ごす時間も長くなってきました。

 今日のシャワー浴は今回の入院で初めて防水ストレッチャーに寝たまま、まるで冷凍マグロが解凍されるようにお湯をかけられるのではなく、車椅子で浴室に入り椅子に移乗しての入浴になりました。

 その分、部屋に戻ってから、またベッドに移乗する際にHさんのパンツを仰ぎ見ることはできなくなりましたが、


 その代わりに、昨日のうちから最近とんとお見限りのNさんが、『みんつちさん、明日は私がお風呂係りだからね。』と、興奮して夜も眠られないような予告をしてくれました。


 そんなわけで今日は入浴の順番も早く、9時過ぎにはワクワクして浴室に向かったのですが、私の洗い係り(湯女)はNさんではなく、ナースエイド(看護助手)のAさんでした。

 とはいえこのAさんはおそらく40代でしょうが、若い頃はさぞかし美人の誉れも高かったんじゃないかと思わせる人で文句を言ったらバチが当たります。


 なお江戸時代から明治の世の中まで、銭湯で客の背中を流してくれる湯女(ゆな)は私娼、すなわちフリーランスの娼婦でもあったので、言葉の使い方に関しては注意が必要です。