五感の衰え | われは河の子

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 3年前、56歳で脳出血を発症して、右脳の細胞を損壊しました。ちょうど身体能力の老化が顕著になる時期と重なったためか、以来五感の衰えが生活レベルで実感されます。

 まずは視覚。
 私は元々重度近視なところに、左眼は糖尿病網膜症で手術をしておりましたが、脳出血発症直後から見え方が悪くなった感じがしたので、半年間の脳外科入院中に、病棟の看護師付き添いのもと、目の手術をしてくれた先生の眼科を受診、検査しました。しかし、視力は何も低下しておらず、翌年の免許証更新でも無事にパスしました。
 視力は落ちてはいないということですが、暗いのはてきめんにダメになりました。
 これも元々暗いのが嫌で、夕暮れを待たずに部屋の電灯を点けるタイプでしたが、最近では日中でも点けていますし、映画やアニメなどでも画調が暗いと内容を認識できません。

 続いて聴覚。
 10年ほど前に耳鼻科で聴力検査をしたら、年相応に低下しているといわれました。その後は会社の健康診断とかがなかったので、それ以降のことはよくわかりません。しかし,やはりTVの音量は家族より大きくする傾向があります。
 老化による難聴には特定の音域が特に聞こえ難くなる傾向があるようで、私の場合は、ニョウボの声がまさにそこに当たるみたいで、ニョウボの言うことをいちいち聞き返す日常です。
 さらにニョウボは主語を省略して話すので、息子も「だから、母さんはいつも誰に向かって言ってるのさ⁉︎」と怒ることになりますし、まして彼女は独り言を言う癖があるのでなおさら誰に話しかけているのかわからないのです。私はかつてニョウボの独り言のことを「落語家のお稽古のようだ」と表現したことがあります。

 嗅覚。アレルギー性鼻炎があり,一年中鼻水と鼻血が出る私はこれも元来弱いのかもしれません。けど40年も前の学生時代の下宿や寮の匂いを鮮烈に覚えているのは不思議ですね。嗅覚は思い出と結びつきます。

 味覚。味覚は大丈夫なような気がしますが、喉にも麻痺がありますから(未だにカラオケで思うような声が出ない)、舌の感覚も変わっているのかもしれません。この辺は専門家であるMayuさんのご意見をお伺いしてみたいです。

 そして触覚。
 なにしろ左側は全然感覚がないんです。腕や脚は常時痛いけど、触られているのはわからないっていう説明してもわからないだろうなぁとしかいいようがありません。
 麻痺側がこんな風ですから、正常な方も比較のしようがなく、健側の感覚が本当に正しく、衰えてないのかを検証することができません。

 というわけで、総合すると相当悪くなってるようなそうでもないような気がしますが、本来の私の肉体がポンコツだったという結果が明らかになっただけのようでした。

 仏教において、六道という衆生の輪廻転生の最高位に位置する天界にいる天人が長寿の果ての死を前にして感じる衰えの相を五衰といいますが、それとはまったく関係ないんだろうな🤣