(画像はお借りしました)
淀川に現れた怪魚。
長さ7尺5寸、重さ20貫目。
この怪魚が現れると豊作になるということで「豊年魚」と呼ばれる。
近世見聞慶應年代記という書物にこんなイラスト付きで紹介されているそうです。
この写真では分かりづらいですが、体表は丸いウロコ状のもので覆われています。
山椒魚の巨きなものということですが、海から迷いこんだアザラシかオットセイではないかとも思います。
しかし、そんな正体暴きはさておいて、この絵だけを見ると、どう見てもゴジラですよね。
しかも念の入ったことに、歴代ゴジラの中でも大阪湾から上陸してアンギラスと闘った2代目ゴジラによく似ています。
とても江戸~明治時代に描かれた物とは思えません。
この豊年魚の話って、大阪ではよく知られた伝説なんでしょうか?
海と船の不思議のシリーズで書こうと思いましたが、よく考えたら海にも船にも関係ないのでシリーズ外としました。