深夜0時過ぎ。
「わぁ~っ!」という叫び声が真向かいのベッドで上がりました。
「わぁ~っ、わあ~っ!」
苦しんでいるんだろうか?代わりにナースコールしてあげたほうがいいんだろうか?そう思ったつぎの瞬間、
「やめろ~!」
寝言でした。それきり。
向かいの69歳のIさんは月曜日に玉の摘出手術です。
日中はガハハと気丈なことを言っていますが、内心のストレスは相当なものがあるのでしょう。
昨日退院した72歳の方は、前立腺癌で3週間おきに入院して治療しているんだとか。
どんな病気もつらいんですが、泌尿器科はオトコの尊厳やアイデンティティが傷ついてゆく(もちろん女性も)哀しいところです。