木曜。
私が小さな発表会を終えて、電車からバスまでの待ち時間30分くらいで電話しようと掛けたのが23:30頃。
彼は出てくれなかった。

金曜。
電話来たはいいものの初っ端から相手が寝てて、一言も喋らなかった。

土曜。
明日船に乗るから、と電話来なかった。

日曜。
23:30頃まで粘ってたけど私の体調が優れないので先に寝た。

…月曜。
丸4日電話してなくて、久しぶりに聴いたこえ。電話し始めてこの方、こんなに空いたの初めてだね。
ねぇ、聞いてよ。
そう言って嬉しかった出来事を興奮しながら話してくれる相手に
風邪で声が出なくてろくすっぽ返事もしてあげられなくて悲しかった。
面と向かっていれば、とっても頷くのに。

熱がある話をしたら
「はやく寝なさい」
って言う割に
「1時間半くらい釣ってその後、またワンコールだけ掛ける」
って言うから
「どっち(笑)」
って聞いたら
「んーー寝なさい」
って言われたけど1時間半後の電話に出たら
「なんで既読ついてんだよ馬鹿っ!」
って怒られたのは嬉しかったです(笑)
馬鹿とか言った割に
嬉しかった出来事を延々楽しそうに嬉しそうに喋ってて

まるで子どもみたいだと思った。
私の子どもみたい。


私が眠りに溶け始めて
寝ようかって言われたから
歌ってって言って
歌ってもらう中で
おやすみを交わして。
それはそれで幸せなんだけどね。

女に振られた彼が
一瞬私の元へ戻ろうとしていた感じはあったけど
そんなこと許さない。
許したくない。





14日?あたりに中3の小さなクラス会があって
久しぶりに会ったY君。
あんまり話したこと無かったけど
お酒も嗜んで
生シャツで来た彼は
大人っぽくなって
妙に艶やかに見えた

LINE交換して
今度お食事でも行きましょうって言われて
もちろん異論など無いのだけれど
このまま風化しちゃうんじゃないかって
ちょっと不安だった。

来ない電話に焦れて
深夜のテンションで
「先日見せてくれた写メの花の名前がどうしても思い出せなくて、教えてほしい」
と連絡してしまおうかと思ったのが
木曜の23:30。

結局せずじまい。
やっぱり送ろうかやめておこうか
毎日悩んでいた。
このまま電話が無くなってしまったら
私はどうなるのか。
Y君に会ってみたい。
そう思っていた。
そんな時に

『突然ですが、7/11か8/1空いていますか?』

って。
もう驚いた。本当に。
七夕の願い事は叶うのに20年かかると聞いたけど
なんね20年も必要無いじゃない。

7/11はスーツだけど…

OK!
花火大会に行こうと思うんだけど
どうですか?

OK!って何もOKじゃない。スーツで花火とかそんなん。でも、や、もう嬉し過ぎて。花火大会なんて初めて誘われた。そりゃそうか。
花火大会のある誕生日の日に電話の彼が地元にいない事実も手伝って
この喜びをどう言い表したらいいのかわからない。
とりあえず、一旦帰宅措置を取ることにしたけど。副ピの試験終わって速攻帰って着替えて花火ですか。幸せじゃないの。


自惚れないように、だけ。
驕り高ぶってはいけない。
堅実に。慎ましやかに。


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