ランク Bの上

 

第2次大戦中、中立国スウェーデンは

 ドイツに占領される恐れのある危機の中

  ユダヤ人救出に尽力した外交官たちの

   実話を映画化した作品です。

 

 

ユダヤ人救出映画は、数多くあり、

 この映画もその一つです。

 

ドイツ占領下の国々で

 ユダヤ人の拘束が起こっていました。

 

ユダヤ人大量虐殺(最終的解決)だったのですが

 他国は噂程度の情報しかありませんでした。

 

スウェーデンのユダヤ人関係者からは

 ナチスから家族を取り戻す嘆願書を

  スウェーデン政府に提出しますが

   ドイツとの関係を悪化を恐れ

    棚ざらしにしていました。

 

スウェーデン外交官が

 ドイツ将校から、ホロコーストの

  事実を教えられます。

 

この情報をどうするかで

 ナチスドイツとの友好を重視するのか

  スウェーデン系ユダヤ人を救出するのか

   政府内で対立が起こります。

 

主人公の平凡な事なかれ主義の

 法務局長とその部下たちが

  法律知識を駆使して

   あの手この手で、救出を

    実行していきます。

 

主人公の局長モデルは、

 イェスタ・エングツェルです。

     (下画像の右側)

 

1942年から、ノルウェー、デンマークを中心に

 1944年頃から、ハンガリーのスウェーデン大使

  ラウル・ワレンバーグも参加し

   3~4万人のユダヤ人を救出した。

 

ラウル・ワレンバーグ

 

なお、ラウルは戦後、スパイ容疑?で

 ソ連に逮捕され、1947年獄死?した。

  (ソ連による毒殺説もあります)

 

この映画は、当事者たちが公に

 することなく埋もれていた史実を

  映画化した作品です。

 

コメディタッチを加味して、

 暗く、重くなり過ぎないように

  小洒落た演出にしています。

 

個性的な俳優たちの名演技で

 人道主義の押しつけがましくない

  作品になっています。

 

人間として、当たり前のことを

 しただけだという

  関係者の気持ちを

   反映しているのでしょう。

 

この映画では、常に主人公たちに反対する

 悪役の上司役が、上手い演技で

  いい味を出しています。

 

ナチスのホロコースト実行者の

 アイヒマンとヒムラーが

  戯画化されているのには

   必要がったのかと

    少し疑問に思いました。

 

この映画で思ったのは

 杉浦千畝もそうですが

  戦時下でも外交官は

   やるべきことができるという

    ことでした。

 

今の日本の外務省に

 彼らのような高い知見と実行力のある

  外交官がいるのかと

   心配になります。

 

政治家や上司に、忖度ばかりする

 外交官ばかりいるように思うのは

  私の外務省への偏見なのでしょうか?

 

テンポよく、ユーモアを交えて

 展開していくので

  肩をこらずに観ることが出来ます。

 

もちろん、涙ぐむシーンや

 ハラハラドキドキもします。

 

歴史の裏話の映画です。

 

チャンスがあればご覧ください。

 

ネットフリックで観ました。

 

と、ここまで書いてきて

 ガザを思い浮かべました。

 

ユダヤの悲劇を数えきれないくらい

 映画化されました。

 

そのイスラエルが、

 ガザでパレスチナ人への

  ホロコーストをしています。

 

ユダヤ人被害者映画を、

 素直に観ることが出来なく

  なりました。

 

トランプが登場し、関税に、軍事侵攻にと

 世界の混乱が、拡大しています。

 

トランプを全面支持している高市総理で、

 日本の将来は大丈夫なのでしょうか?

 

ベネズエラ、イランにと

 武力行使するトランプにより

  石油の高騰は免れません。

 

トランプを友達と言うなら

 高市総理は、トランプに

  「戦争を止めろ」

   と、言ってやれ!