大津館ローズガーデン、油日神社をめぐり

  近江八幡のロープウェーへやって来ました。

 

近江八幡は、来たことがあったのですが

 ロープ―ウェーは初めてです。

 

 

八幡山(はちまんやま)は、272mの高さがあります。

 

山頂には、豊臣秀次が、1585(天正9)年に

    八幡山城を築城しました。

 

 

近江八幡市の街並みが、一望できます。

 

 

八幡山城築城の3年前に、安土城が落城し

    安土城から建物、城下町を移築しました。

 

 

秀吉の甥だった秀次は、

  紀州攻め、四国征伐で武勲を立て、

   18歳で、近江八幡48万石の領主として

     八幡山城へ入城しました。

 

 

頂上までは、4分で到着します。

 

 

八幡城址駅にあるトイレは、雑木の中にある

  昔ながらの古いトイレですので

    ガなどの昆虫がたくさんいます。

 

  (虫が苦手な観光客が、「気持ち悪い」と言って

    騒いでいましたが、私は気にせず、トイレをしました。

 

   街のトイレのように、清潔?とは言えませんので

     昆虫が苦手な方は、八幡山へ上がる前に

       麓でトイレをするのをお勧めします)

 

 

八幡山は、「恋人の聖地」となっています。

 

  (NPO法人が、プロポーズするのに、最適な場所として

     選定しているのが「恋人の聖地」だそうです)

 

 

30分くらいで、頂上の周りを

        ぐるりと一周できます。

 

築城時の石垣が残っています。

 

 

お願い地蔵堂が途中にあります。

 

 

謀反?の疑いをかけられた秀次は、秀吉の命により

 28歳の時に、高野山で切腹をさせられます。

 

  (秀次の子女ら39名は、京都・三条河原で

        全員、打ち首にされます。

 

  秀吉は、自身の子?秀頼のために、

   優秀だった秀次の子孫を根絶やしにしました。

 

  秀次の実父・弥助(秀吉の姉・智の夫)は、

    一時、讃岐へ流刑されます。

 

  なお、大正天皇の皇后・貞明皇后は、

        この実父・弥助の子孫にあたります。

 

  天皇家で最も身分が低い皇室の先祖が、

       この弥助になるとか・・・

 

  弥助は、百姓時代の通称で、三好房吉が

    最後の名前だったとか・・・

 

  ついでに言うと、弥助は、豊臣一門の中では

    仕事ができなかったそうでした・・・。)

 

 

無念?の死となった息子・秀次、孫などを弔うために

  秀次の母(秀吉の姉)は、出家して京都嵯峨に

   瑞龍寺を建立し、1961年(昭和36)に、

     八幡山頂上に移転しました。

 

  (本殿の写真を撮るのを忘れてました・・・トホホ、嗚呼)

 

 

瑞龍寺で、繭玉のおみくじを買いました。

 

 

大吉でした。

 

    

頂上をぐるりと、二の丸(ロープ―ウェー駅)、北の丸、

  西の丸、出丸に展望台があります。

 

       (30分もあると、一周できます)

 

360度、琵琶湖の風景を見ることができます。

 

 

西の丸には、野良猫がいました。

 

 

餌をやっている人がいたので、尋ねると

  世話をしているボランティアでした。

 

ボランティア 「5匹くらいいるのですが、

           増えないように去勢しています」

 

半野生生活なのか、

  私が近づくと、警戒して、逃げました・・・トホホ。

 

八幡山城跡は、観光地化が半ばのようでした。

 

抜群の琵琶湖展望ができる場所なので

  整備すれば、もっと素敵な場所になるような

    気がしました。

 

しかし、非業の死を遂げた秀次を弔っている山です。

 

なんとなく、秀次の人生に

   似合っているのかもしれません。

 

 

これで、滋賀日帰りバスツアーを終わります。

 

  (甲賀忍者館、信楽焼、近江八幡については

    すでに記事に書いてるの、省略します)

 

最後に、このツアーの最大の魅力?は

  お土産つきでした!

 

メロン、枇杷、サクランボでした。

 

どれも、目茶苦茶、食べ頃で、

   美味しかったです。

 

このバスツアーには、

  このお土産を狙って、

    全員が参加したようなものです。

 

バス内の会話を聴いていると、

  お土産付専門のツアー行っている

    ベテランぞろいでした。

 

客  「この前は、カニ付きツアーへ行ったわ」      

    

    「メロンも何度ももらってるのよ」

 

  (私たちも「メロン付き」ツアー

    「サクランボ食い放題」ツアーへ

      行っています)      

 

つまり、このお土産付バスツアーは

  料金を充分に取り戻せるだけの

    「美味しい」日帰りバスツアーです。

 

超お勧めバスツアーです!