夕方から始まるこども歌舞伎まで
時間があったので、長浜の町を探訪しました。
長浜駅からは、雄大な笠置山が眺望できます。
今年の長浜曳山まつりのポスターです。
まつり前の大通寺は、長閑な佇まいです。
馬酔木(あせび)の花が有名なのですが、
見ませんでした・・・すいません。
この座像の、体の悪いところをなでると、
病気が良くなるそうです。
(私は、頭をなでました・・・トホホ、嗚呼)
本堂(重文)の襖絵は、早川鉄平氏の切り絵です。
大通寺から、10分ほど歩いて、八幡八幡宮へ向かいました。
平安時代後期に創建されました。
戦国時代に戦乱で衰退しましたが
長浜城主だった羽柴秀吉により、再建されました。
曳山まつりの4/15「本日」では、こども歌舞伎の全曳山が
この八幡宮から出発します。
紅白の垂れ幕は、こども歌舞伎の有料観覧席です。
(有料席以外は、立ち見で見るようです)
妻は最近、絵馬に嵌まっていて
八幡宮の絵馬を買いました。
(我が家の玄関に飾ります)
八幡宮の奥には、舎那院がありました。
平安時代初期 弘仁5年(815年)に、空海を祖として
創建された古刹です。
戦乱で衰退したのですが、豊臣秀吉が再興します。
芙蓉の花で有名な静寂のあるお寺です。
桜の太い幹から、小花が芽を出していました。
八幡宮から、こども歌舞伎が演じられる大通寺へ戻りました。
曳山の山組の詰め所がありました。
(この近くに、鯖寿司の店があったのですが
売り切れで購入できませんでした・・・トホホ)
滋賀名物「飛び出しとび太君」がいました。
柴犬がいたので、足を止めると、喫茶店でした。
元は、江戸時代から続く、蝋燭店でした。
京都の町屋と同じ構造で、奥に、坪庭がありました。
喫茶店の主人は、土、日、祝日だけ、気ままに
趣味?で営業している喫茶店でした。
(祭りの期間中は開業しているそうです)
混じりけの無いイチゴジュースを美味しく頂きました。
ここで、寛いでいると、
地元のお客さんが、箱寿司を買いに来ました。
私 「寿司を売っているの?」
妻 「入口に貼り紙があったわ」
客 「ここの箱寿司は美味しくて有名なのよ。
長浜地元民のローカルグルメなの」
妻 「買います!」
主人 「じゃあ、注文してきますね」
妻 「ここで作っているのですか?」
主人 「向かいの寿司屋さんへ、注文するんです。
90歳のお婆さんがやっているから、
どうかわかりませんけど・・・」
と言って、向かいの店へ、注文しに行きました。
主人 「ここの押し寿司は、知る人ぞ知る寿司屋で
うちと、あと2ヶ所しか、注文先が
ないんです」
妻と私 「!!!!?????」
(鯖寿司の敵を、箱寿司でリベンジしました!)
地元人気の箱寿司だけあって、持ち帰って家で食べると、
目茶苦茶、美味しかったです。
甘とろい味で、柔らかく、口の中でとろける
上品な、薄味のお寿司でした!
この寿司なら、何個でも食べることができます!
(腹いっぱい食べたい!・・・嗚呼)
長浜は、何度行っても、魅力のある町です。
奥が深い町だと思います。
なお長浜には、ミリオタの私が、
いつも行く店があります・・・エヘヘ。
(海洋堂ミュージアム以外だよ)