12/21 ネコバッジが出てきた。

 

  新シリーズなので、良かった。

 

 

黒ネコバッジでした。

 

私の幼い頃、実家には三毛猫を飼っていました。

 

  (三毛猫は、遺伝的に全部、メスです。

 

    ごくたまに、オス三毛猫がいる時がありますが、

          突然変異だそうです)

 

当時は、どこの家にも、ネズミがいるのが、当たり前でした。

 

ゆえに、ネズミ捕り用に猫を飼っていました。

 

  (野良猫も、どこにでもいました)

 

家族の食事中に、ネズミを捕っては、見せに来たり、

   押し入れで赤ちゃんを生んだり、

       家族の一員でした。

 

ある日、小学校から帰ってきたら

  猫がいませんでした。

 

私  「○○(猫の名前)がおらんけんど・・・」

 

父  「年とって、アホになてきたけん

      捨てたんじゃ」

 

私  「どこへ捨てたんじゃ!」

 

父  「△△(港の名前)に捨てたけんな。

      魚がようけあるけん、

         死なんけんな」

 

私  「!!!!!!!!!!!」

 

幼い私が行くことができる

           港ではありませんでした。

 

我家の旅館業が忙しくなるにつれて

   飼っていた犬も猫も、

       両親は捨ててしまいました。

 

どうすることもできない私でした。

 

泣きわめいたり、怒ったりしたような記憶は

     残っていません。

 

野良猫、野良犬がたくさんいて、

  当時は、猫、犬などの動物の死は

     身近でした。

 

野良猫と家猫の区別が

     曖昧だった時代でした。

 

飼えなくなった犬猫を捨てるのは、

  当たり前の時代でした。

 

そのかわり、保健所に渡すなどは

     誰もしなかったです。

 

一時は、両親に怒りを覚えたかもしれませんが

  幼かった私は、しばらくたてば、

     忘れてしまいました。

 

捨て犬、捨て猫をみて、可哀そうだと思っても

   飼えないのに、中途半端に拾うのは

       自己満足だけでしょう。

 

子供の頃、犬と猫と一緒に育った私は

   いまでも、犬、猫に好かれるようです。

 

娘 「どうしてパパばかりに、猫がやってくるの!」

 

妻 「パパばかり、犬が近づくのね」

 

犬猫は、危害を加えない人間を

   見分けるようです。

 

  (ゴリラにモテたもんなあ・・・)