ニュースで、「京都モダン建築祭」を観て

  一気に、心に火が付きました。

 

私 「明日、京都へモダン建築を観に行く!」

 

妻 「勝手に、行ってきたら・・・」

 

  古民家には興味はある妻ですが

     パートがあるので、一人で

        探訪しました。

 

「京都モダン建築祭」は、今回が

  初めての試みで、3日間

     京都にある古い様々な建築物が公開され

         見学できます。

 

  (今回が、上手く、トラブルなく開催できたら

       来年以降も、続けることできるそうです)

 

京都市内の36建築物を見学できます。

 

  (見学パスポートが、web1500円、当日2000円

 

   公開日限定、ツアー申込限定もあります)

 

地図と公開日を、睨めっこして、

    見学コースをたてて、探訪しました。

 

  (2日間、歩き回りまり、疲れましたが、

     こんな機会だからこそ、

        京都市内を歩くことができて

             楽しかったです)

 

4教会で、最初に見学したのは、

  京都御所の西側、平安女学院大学の

     「聖アグネス教会」です。

 

 

1898年 レンガ造り、J.M.ガーディナー設計

 

 (ガーディナーは、京都・丸山公園の「長楽館」も設計した)

 

京都最古の教会です。 

 

 

鐘楼(下図画像)には、鐘が吊るされているのでしょうか?

 

 

ゴシック様式の教会堂です。

 

 

演台です。

 

 

この鷲は、どういう意味があるのでしょうか?

 

    悪霊を追い払い、信仰を守る象徴でしょうか?

 

 

窓は、ステンドグラスで飾られています。

 

 

中2階?があるようです。
 

 

ステンドグラスからの淡い光が

            礼拝堂を照らしています。

 

 

パイプオルガンがありましたが

       どんな音色を奏でるのでしょうか?

 

 

大きな蝋燭立?がある部屋がありました。

 

      何の部屋なのか分かりませんでした。

 

   蝋燭?の記号模様は、何の意味なのでしょうか?   

 

 

次に訪れたのは、「京都ハリストス正教会」です。

 

白亜の美しい教会です。

 

1900~1903年(明治36年)にかけて、建築、整備されました。

 

 

ロシア正教の教会です。

 

  ここは、入館料が、別に1000円必要でした。

 

日露戦争では、ロシア兵捕虜を慰問したり、

    太平洋戦争では、聖鐘を金属供出したそうです。

 

今は、どんな鐘の音色なのでしょうか?

 

 

教会内は、撮影禁止です。

 

イコン画が、壁一面にあって、美しい教会です。

 

  (イコン画:キリスト、聖母、聖人などを描いたテンペラの板絵)

 

 

白漆喰の壁が美しいです。

 

 

ロシア正教の教会ですが

   ウクライナ募金をしていました。

 

 (本国ロシア正教は、

     プーチンを大支援しているのですが・・・

 

  ウクライナには、ウクライナ正教がありますが・・・

 

  ウクライナでは、写真のような美しい正教会、イコン画が

        次々と、破壊されています・・・嗚呼)

 

 

3番目は「御幸町教会」です。

 

 

1913年(大正3年) ウイリアム・メレム・ヴォーリズ設計です。

 

  (ヴォーリズは、関西学院大学・神学館も設計してます)

 

 

礼拝堂です。

 

 

後ろには、2階席?があります。

 

 

2階席からの眺めです。

 

 

ステンドグラスではなく、格子窓が美しいです。

 

 

ビルの谷間に、

 

 

最後は、現代的な「カトリック河原町教会」です。

 

正式名は、「聖フランシスコ・ザビエル大聖堂」

 

  (ザビエルは、日本宣教に、教会を建てることを

      熱望しましたが、できなかったそうです。

 

     ザビエルの志を受け継いだ大聖堂です)

 

 

1967年 司祭フロイラー神父の設計です。

 

  (初代の木造バロック様式教会は、

       明治村に移築、保存されているそうです)

 

 

見事なステンドグラスの聖堂です。

 

スイスのハンス・シュトッカー制作のステンドグラスです。

 

 

ザビエル像があります。

 

 

聖書の場面が、十字架の道行き、磔など、

            見事に美しく再現されています。

 

 

4か所の教会を巡りました。

 

キリスト教の宗派によって、

   少しずつ建築様式は違うようですが

      知識のない私には、よく分かりませんでした。

 

信者の方には、信仰の大切な場所なのですが

   私のような、野次馬、好奇心だけの

       無宗教の人間が踏み荒らして、

           申し訳ないです・・・トホホ。

 

と、書いてはみましたが、

   実は私は、何を隠そう、

      幼稚園は、教会でした。

 

  家の前が、教会だったので

     2歳から幼稚園へ入れてくれました。

 

   ただ、3年目で留年?して、4年間

     幼稚園へ通ったのですが・・・

 

     事の顛末は、「ファミヒス」記事に書いてます。

 

  小学校も、日曜礼拝へ通っていました。

 

  幼い頃は、神様、イエスキリスト様がいると

     信じていたのですが、

        それが今や、無神論者の

            罰当たりとなりました・・・トホホ、嗚呼

 

   なお、結婚式は、教会の卒園者だったので

         教会でしました。

 

   実は、私が通った頃の教会は

           木造建築で、素敵でした。

 

   しかし、私の結婚式の頃には、

      鉄筋コンクリートの教会に建て替わっていました。

 

   あのまま、古い教会のままで残っていたら、

      県の文化財にはなっていたのにと

          残念に思っています。

 

最後に、妻は、洗礼を受けたクリスチャンです。

 

  (ガチガチのクリスチャンではありませんが・・・)

 

信者さん?入れない教会を巡ることができて

   素敵な京都探訪となりました。

 

******  その2へ、つづく ***********