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ブラジルの天才ピアニスト(バッハの名演奏家)

     ジョアン カルロス マルティンスの

       波乱万丈の伝記映画です。

 

 

クラシックファンは必見の映画です。

 

バッハを愛し、女性を愛したピアニストの人生を

   赤裸々に描いた映画です。

 

名声に溺れ、挫折し、音楽の神に

   再び、拾われるまでを描いています。

 

クラシック界に詳しくないのですが、

   ジョアンは、欧米で大活躍したのを

      まったく知りませんでした。、

       

    (リオオリンピック開会式で、

       オーケストラの指揮をしていたことを

          初めて知りました)

        

何といっても、この映画の魅力は、

  バッハ、ショパンなどのピアノの名曲が、

       美しく映画を彩っています。

 

  (映画内のピアノ演奏は、

     ジョアン本人の演奏を使っているそうです。

 

     なお、ジョアンは、81歳で健在です)

 

そして、1960年代からの、ファッション、車、建物、電化製品など

   時代物に溢れた映像が素晴らしいです。

 

   (時代考証が堅実な映画に、悪い作品は少ないです)

 

コンサートホール演奏など

   タップリお金をかけて再現しているので

        安心して、コンサートの観客として楽しめました。

 

     (ひょっとしたら、CGなのかもしれませんが・・・

 

     俳優たちの演奏している手の動きは

         CG処理をしていると思うのですが・・・たぶん)

 

この映画で一番うれしかったのは

  ジョアンが復活をかけてピアノ練習をしていた時

      騒音で文句を言っていたアパート住民が・・・

        

         (映画を観てね!)

 

実は、今の家に引っ越してきた時、

  近所の家の音大?の娘さんが

       ピアノ練習をよくしていました。

 

妻と二人の散歩の途中で、その上手い演奏を

    道路の段差に腰かけて、長い間、聞き惚れていたことを

         思い出しました。

 

   (何年後かに嫁がれたのか、

       ピアノ演奏を聴くことができなくなりました・・・残念!)

 

妻  「ミュージシャンって、よく女にモテて、

                 女に不自由しないのね」

 

   (ひょっとしたら、音楽に人気があるのは

       モテるためのテクニックのせいかもしれません・・・嗚呼)

 

私  「モテない理由が分かりました・・・(トホホ)」

 

次から次へと、女性にモテるのは

    男冥利に尽きるのかもしれません。

 

   (私に何か特別な才能があれば・・・トホホ、嗚呼)

 

詳しくはないのですが、知ってる範囲では

   バッハの曲は好きです。

 

   (音楽記録映画の傑作「真夏の夜のジャズ」で

       ジャズチェロ奏者が

          タバコを燻らせながら

            一人でバッハの無伴奏曲を奏でるシーンは             

                忘れられません。

 

      なお、ジェリーマリガンの演奏シーンも素晴らしい!)

 

ピアノ教室を3回でやめた私です(ファミヒス記事に書いてます)

 

ピアノを続けておればと、今でも後悔しています。

 

音楽を、ピアノを愛し続けた男の物語です。

 

赤裸々に描いています。

 

是非ご覧ください。

 

 

 

妻  「クラシック音楽って、眠くなるのよねえ・・・」

 

と言って、妻は、ぞんざいに映画を観ましたが

   私は、抵抗なく、映画を楽しめました。

 

    (妻は、韓流ヨンジュンに嵌まっていますので・・・トホホ)