「外村繁邸」と、道路を挟んであるのが、

    本家の「外村宇兵衛邸」です。

 

  私達夫婦だけの探訪となりました。

     ボランティアガイドさんの独り占めです!

 

 

入ると、右側に「川戸」があります。

 

 

屋敷内は、広くて、立派な建物です。

 

 

観光客は、私達だけ(貸し切り状態!)だったので、

  ボランティアガイドさんが、親切丁寧に説明してくれました。

 

ガイド  「安兵衛邸は、本家の外村家6代から

         さらに1802年に安兵衛が分家して

             独立して商売を始めました。」

 

 

ガイド 「呉服類の販売を中心に、東京、横浜、京都などに

       支店を作り、明治には、

         全国長者番付に名を連ね

            近江を代表する豪商となりました。」

 

 

ガイド 「母屋の建物は、江戸時代末の1860年の建築です。

       京都から宮大工を呼んで建築しました。

         約830坪の敷地に、母屋、書院、蔵などが

            十数棟建っていました。

      庭は、郡内一の名園と言われていました。

 

      ただ、老朽化と、子孫の方は京都にお住まいなので

        建物、庭の半分を取り壊して、なくなっています」  

 

 

「外村繁邸」同様、数多くの道具、台所用品、家具、農具が

   残されています。 

 

 

 

 

商売に使う小物や蓄音機が何台も展示され、

  古銭や生活用品もたくさん展示されています。

 

 

1階です。

 

ガイド  「この畳も、建築時のもので、

        100年以上たっています。

         今では、藁を編んで作る畳職人が

             少なくなっているので

                 貴重です。」

 

    

 

写真などのパネルが展示されています。

 

 

床の間です。

 

 

素晴らしかったのは、近江の名産・麻の近江上布を使った

      網戸?です。

 

ガイド  「糸偏の商売で財を成したので、

         近江上布を贅沢に使えたのでしょう」

 

 

薄くて、繊細な麻を粗く織って、網戸にしています。

 

 

たぶん型染をして、縦じまの、さりげない淑やかなデザインで

     夏の暑さを和らげています。

 

 

現在では、もう作れないのではないでしょうか?

   素敵なだけでなく、実用的な網戸?です。

 

風邪通しも良く、夏の暑さを和らげ、蚊も寄せ付けず

   粋なさりげない高級感いっぱいの網戸?です。

 

我が家にも欲しい!

 (我が家の阿保チワワがすぐに破ってしまうか・・・トホホ)

 

年代物の時計です。

 

  ともかく、あちこちに年代物の高価な骨董員が

      展示されています。

 

 

  なお、この時計は、今も現役で、

       時を刻み、何とも言えない金属音の音色を

            奏でました。

 

一階からの庭の眺めです。

                渋い!

 

 

 

2階です。

   (昔の建物の階段は、狭くて、急なので

       注意しないと転げ落ちそうになります)

 

高級感が漂う、造りのしっかりした机(紫檀?)があります。

 

 

窓から眺めた川戸のある玄関口です。

   

      優雅な部屋です。

 

  

 

蔵は母屋と繋がっています。

 

  

 

1階は、古文書、調度品などの資料が展示されています。

 

2階への階段です。

     手摺のカーブが美しい!

 

 

2階には、箪笥、長持などが、所狭しと置かれてあります。

 

 

ここで目を引いたのは、人形たちでした。

   ちょっと怖い気がしますが

      古いフランス人形でした。

 

 

母屋の裏へまわると、広場のようになっていました。

 

 

ここに蔵が何棟も立っていたそうです。

 

書院もあったそうですが、

    お寺に移築されて、楚石だけが残っていました。

 

   時代劇でよく見る、大八車です。

 

奥に塀が見えますが、

   塀の向こうも屋敷の敷地だったそうです。

 

 

てんびんぼうをかついだ銅像があります。

 

 この格好で全国津々浦々を歩き、商売をしたそうです。

     物産がある町に店を開き、

         系列の各店同士で物産のやり取りをして

            商売をしたそうです。

   

   なお、商品そのものを天びんでかついでいたようではなく

         サンプルを担いでいたようです。

  

 

郡内一の名園を探訪しました。

 

 

 

石畳が、素敵なアクセントになっています。

 

 

この石灯篭を我が家の庭に置いたら

    庭が無くなり、家より石灯篭が

       メインになってしまいます・・・トホホ、嗚呼。

 

 

庭から眺めた母屋です。

   質実剛健というより

      無駄のない清楚な佇まいです。

 

 

一体、どうやって商売をして、豪商になっていたのでしょうか?

  ある程度、理解はできても実感がわきません。

 

こんな大きな豪邸を建てる財力を生み出す才覚は

    尋常ではないと思います。

 

お金持ちのスケールが、現代とは違うようです。

   

  (今も近江商人に負けないような大金持ちが

      どこかにいるのかもしれませんが・・・

         私のまわりには、誰もいません・・・トホホ、嗚呼)

 

まだまだ、近江商人の豪商屋敷が続きます。

 

   なお、外村家から、下着メーカーワコールに

       繋がるそうです・・・自信が無いので確かめてね。

 

   ・・・・・つづく・・・・