プレシャスを観る
アカデミー賞を取れなかったのも頷けた。
文芸作品を映画化するときの限界を感じた。
原作を読んでいないが、
原作を忠実に表現し、なぞったためか
ストーリー展開に邪魔になるシーンが
多用され、主人公に感情移入しにくくなっていた。
セミドキュメンタリーのようで、ないような
中途半端な作品に感じた。
観客に分りやすく表現しないと、ヒットしない。
(できはともかく、アバターのように)
原作が面白さを、映画的に、ストレートに
もっと大胆に脚色すれば
アカデミー賞も取れたと思う。
母親役が出色です。
黒澤明「赤ひげ」の杉村春子を彷彿とさせる名演技
(演技の毛色は違いますが、存在感の強さが)
たぶん汚いスラングだらけの言葉の連続を理解できれば、
もっとよく映画を感じられたと思いますが
字幕だけでは、限界がありました。
マライヤキャリーなどの有名人が出演しているだけに
どうにかならなかったのかと、残念な作品でした。
お金と暇と、話題性を求めるなら
ご覧下さい。
ただ、アメリカ底辺の学校教育、福祉事情を知るには
勉強になります。