いつもお読みいただき
ありがとうございます
前回記事の「べき論」に続き
今日は
「白黒思考」のお話をお届けします。
「白黒思考」とは
物事を何でも
白か黒のどちらかで考えてしまう
極端な考え方のことで
0-100思考とも言われています。
世の中の多くの問題の答えは
実際は白と黒の間の
グレーゾーンにあることが多いですよね。
でも「白黒思考」が強い人は
0から100の間にある
30とか50とか70で考える発想が
なかなかできません。
そこで、極端な考え方をして
自ら自分を苦しめてしまいます。
例えばお子さんが
テストで85点を取ったけれど
100点でないから自分はダメ(=0点)
と思ってしまうこともそうですね。
実際にこのように思ってしまう
お子さんたちとも
たくさん出会ってきましたが
このような時は
ぜひ85点を取れたことに
フォーカスできるといいですよね。
そもそもその前に
それまで勉強を頑張った努力を
先にほめてあげたいなぁと
すごく思います。
話がそれましたが^^
自分が思っていた
完璧な状態に届いていないと
もうそれは0
駄目だと思ってしまう…
このような思考は
完璧主義の人に多いのが特徴です。
しかも、完璧主義な人は
完璧なことが当たり前ですので
自分は完璧主義ではない
と思っているのです。
特に
「絶対に」「全く」「全然」
という言葉をよく使う人は
完璧主義の確率が
かなり高いそうですよ(笑)
かくいう私も、過去には
相当の完璧主義な人間でした。
例えば
リビングの掃除をする時
隅から隅まで
余すところなく綺麗にしないと
気が済みません。
少しでもやり残しがあると
掃除が全然できなかったと思って
ストレスを溜めていました。
80%は終わっているのに
自分の中では0なのです。
息子にお風呂掃除を頼んで
浴槽に少しでも
ヌルヌルが残っていると
「ちゃんと洗ってないじゃないの
(0%!)」
と、息子に怒っていました。笑
もともと私は
神経質な性格でもあるのですが
それならばなおさら
自身の完璧主義に気づくことが
大事だなぁと
自戒を込めて思います。
今では
部屋の掃除が100%終わらなくても
70%できればそのまま
70%綺麗になった!
と思えるようになりました。
ちなみに
「白黒思考」が強い人は
べき論と同じく
周囲の人のことも
「白黒思考」目線で見てしまいます。
私は「白黒思考」が
強いかもしれないと思われた
おかあさんがいらっしゃいましたら、
お子さんに
同じ思考が伝染しないように
ぜひおかあさんの「白黒思考」を
手放していってみてくださいね。
ものごとに対して出てくる
さまざまな感情の奥には
「べき論」や「白黒思考」の他にも
さまざまな思考のクセが潜んでいます。
ぜひそのことに気づいて
思考のクセを手離していくと
イライラや苦しい気持ちが
減っていきますよ。
あなたを苦しめる思考のクセを
どんどん手放して
心をもっと楽にしていってくださいね。
ご家族の幸せと
あなたの望む人生を応援しています。
最後までお読みいただき
ありがとうございました♪