まずは、長文であることを、お詫びいたします。すみません。もし宜しければ、お時間のある時に、どうぞ。
「Woman "Wの悲劇"より」
ナムジュンさんのVlogで、懐かしい曲を聴いた。
薬師丸ひろ子さんは、昭和の私にとって、角川映画のスターだ。
東映や東宝や松竹。
あの頃は、まだ、配給会社の映画館があって、大きな看板やネオンが、輝いていた。
商業ベースではない作品や、マイナーな海外の作品は、小さな単館でしか上映してなくて、ちょっと特別な感じだった。
今のシネコンと違って、大作でなければ、同時上映で2作品を観ることが出来たし、立見席もあった。
入れ替えも、あったような、なかったような、あったと思うけれど、まあ、そんな具合だ。(地方ということで、お許しいただけたら、幸いです)
「セーラー服と機関銃」を観たのは、小学生の頃だったと思う。
なかなかの内容で、描写もハードだったけれど、とにかく、薬師丸ひろ子さんがキラキラしていて、脇を固める俳優の皆さんも素敵で、映画は大ヒットした。
主題歌の「セーラー服と機関銃」を歌う薬師丸ひろ子さんは、とても上品で、知的で、角川三人娘の中でも、特別な存在だった。(ちなみに角川三人娘は、薬師丸ひろ子さん、原田知世さん、渡辺典子さんです)
でも、その後の作品は、角川映画の薬師丸ひろ子さんだから、ヒットはしたけれど、正直、迷走していたと思う。
それからの「Wの悲劇」だ。
「Wの悲劇」で、薬師丸ひろ子さんは、平凡な劇団員を演じた。彼女は、あることと引換に、舞台に上がるチャンスを掴む。
映画では、大女優を演じる、助演の三田佳子さんの迫力が凄まじくて、主演の薬師丸ひろ子さんの演技が、少し霞むような所もあった。
薬師丸ひろ子さんが演じた女性は、あることに巻き込まれてはしまうが、彼女自身に、特別な何かがあるわけでも、特別な事情があるわけでもない。
でも、だからこそ。
役を掴もうと必死に足掻き、スポットライトを浴びた代償により、大切なものを手放すことになった彼女の今を生きる姿に、私達は胸を打たれたのだ。
キラキラしたスターから、1人の大人の女優へ。
薬師丸ひろ子さんの演技は、本当に素晴らしかった。
何故、薬師丸ひろ子さんのことを書こうと思ったのかといえば、メンバーの件を知って、気の毒だなあ、と切なくなったからだ。
韓国では、何歳であろうと、兵役を終えてこそ、1人の立派な大人として認められる、と聞いたことがある。
推しの「Set Me Free Pt.2」ではないけれど、そろそろ、もう、彼等を1人の大人として、解放する時期ではないだろうか。
私は、キューティーセクシーラブリーな今の推しも大好きだけれど、これから歳を重ねて、円熟していくパクジミンさんも楽しみにしている。
高音は出にくくなるだろうし、激しい踊りも難しくなるだろう。
推しのクシャクシャした笑い方であれば、きっと、目尻とかのシワも多いはず。
癖で、いつも、かき上げている前髪は、果たして、今後どうなるのだろう。
これ以上の無理なダイエットは、身体に負担だから、もう丸くても大丈夫。たくさん食べて欲しい。
メンバーと一緒に過ごす時間も、今よりは少なくなるだろう。それぞれが、忙しく充実した日々。どうか、彼等のプライベートも、幸せでありますように。
でも、だからこそ。
何となく、頭に浮かぶのだ。
ベテランになった、推しのカッコいい姿が。
↑ここまで書いて、我ながら、あまりに纏まりのない文章に笑ってしまった。
今日は、仕事が休みで、間の悪いことに、何も予定を入れていなかった。
「半分諦めてはいるけれど、もしかしたら、パリへ行く推しの案内が、Dispatchから届くかもしれない」
淡い期待で、手持ち無沙汰になり、とりとめのないことを書いてしまった。中途半端な、今の私の気持ち、そのままだ。
まあ、こんなブログも、たまには。
とりあえず、お腹が空いたので、卵サンドでも作ろうと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
以上です。