ジョングクさんは、知っていたのだろうか。それとも、知らなかったのだろうか。


推しが話してくれた、「兵役中のランニング」のことだ。


何となく、知らなかったような気がする。いや、知っていたのかも。うーん、どうだろう。


まあ、どちらにしても。

推しは、ヒョンなのだな、と改めて思った。カッコいいな。我が推し。


ウィバースに来てくれた推しは、大人の雰囲気が漂っていて、私は動揺してしまった。


ホソクさんとナムジュンさんが教えてくれた、「LAの海の推し」を見た後だったから、かもしれない。


恐るべし、推しの振り幅パワー。

30歳になった推しは、とうとう、落ち着いた、大人の男性の魅力まで、手に入れてしまったらしい。

これは、もう、どうしよう。スマホの向こうにいる推しに、少しだけ照れてしまう自分がいた。


YouTubeで、早速、RADWINPSの「Sparkle」を、「君の名は」バージョンで聴いてみた。


映画館で、きちんと観たのに。

コメント欄には、皆さんの思い出が、たくさん書き込まれているのに。


私は、すっかり、映画の内容を忘れていた。恥ずかしいけれど、多分、私には、眩しすぎたから、なのかもしれない。

余談だけれど、私は、新海誠監督の作品であれば、「言の葉の庭」が好きだったりする。すみません。


何か、心に引っ掛かりながら。

しばらく考えていると、突然、スガシカオさんの名曲「黄金の月」が、頭に浮かんできた。


「これだな。今日の推しの雰囲気は、これだ」

勝手に、そう思って、それから、ずっと、色々なバージョンの「黄金の月」を聴いていた。


気づいた時には、23時58分だった。

まずい。推しのセンイルが、終わってしまう。慌てている間に、日付は、変わっていた。


この曲のテーマは、「恋愛」だけではない、と思う。

どちらかといえば、「大人」というか、そちらがメインだと、私は思う。


「黄金の月」 スガシカオ


ぼくの情熱はいまや 流したはずの涙より

冷たくなってしまった

どんな人よりもうまく 自分のことを偽れる

力を持ってしまった


大事な言葉を 何度も言おうとして

すいこむ息は ムネの途中でつかえた

どんな言葉で 君に伝えればいい

吐き出す声は いつも途中で途切れた


知らない間にぼくらは 真夏の午後を通りすぎ

闇を背負ってしまった

そのうす明かりのなかで 手さぐりだけで

なにもかも うまくやろうとしてきた


君の願いと ぼくのウソをあわせて

6月の夜 永遠をちかうキスをしよう

そして夜空に 黄金の月をえがこう

ぼくにできるだけの 光をあつめて

光をあつめて


ぼくの未来に 光などなくても

誰かがぼくのことを どこかで笑っていても

君のあしたが みにくくゆがんでも

ぼくらが二度と 純粋を手に入れられなくても


夜空に光る 黄金の月などなくても



きっと、推しのウィバースLiveを見て、この「黄金の月」を思い浮かべた人は、私だけ、だろう。間違いない。


でも、どこか、申し訳ない気持ちと共に、どうしても、書かずにはいられなかった。


それだけ、推しが、カッコよかったのだ。


1日遅れてしまったけれど、 パクジミンさん、お誕生日おめでとうございます。

この1年が、どうぞ、幸せなものでありますように。


↑ちなみに、「黄金の月」は、最初のMVが、私は好きです。当時の、スガシカオさんのザラザラした声が、やっぱり、「黄金の月」だと思います。


ご覧いただき、ありがとうございました。


以上です。