身体の倦怠感が徐々に良くなってきたような、来てないような微妙な状態が2週間ほど続いている
コロナワクチンの副反応を疑いながら生活するのは、少しこわい
健康のありがたさを感じるのは、体調が悪くなってからだというのは本当に皮肉なことだといつも思う
私の体調不良に引っ張られるように上の子のメンタルも悪くなってきた
思い切って予約していた心療内科に連れて行く
上の子は、少しづつ思いの丈を先生に話していた
私は静かに聞いていた
先生「お母さんにも質問してよろしいですか？」
私は、先生から上の子の悩みに対して補足説明を求められた
私「夫が子を殴るのを止められなかったのは、私が庇って代わりに殴られた時に、私が殴られた分子が殴られてないから、その分を3倍にして子を殴ると脅されたからです。
実際、私が庇った分の3倍殴ってました。
だから、殴らせないと、子をもっと殴ると…
信念を持って躾の暴力を止める気はないと夫が正当化しようとして、逆らえなくなってました。
本当に…私も殴っているようなものだと思うと苦しくて。」
先生の顔色が変わる
ドン引きしている
先生「そうでしたか、分かりました」
無気力の原因が、幼少期の父親による理不尽な暴力によって、自分の意見を言えなくなっている事はよくある事だそうだ
私も子供の頃、よく殴られた
選びたい方と違うものを選ばされていた
でも、その選ばされたものを選ぶしかないと、そこで選択したのは自分であった
本当は拒否しても良かったのだろうと、大人になった今の私は分かっている
だけど、家族が嫌がることをしたくなかった私は、どんどん自分の好きな事を考えられなくなってしまっていた
そんな思考回路が、好きで選びたい方と違う方を選んでしまうようになったのだろう
本当に好きな事をやれたことが少なかった
暴力的なモラハラ夫を選んでしまったのは、じゃない方を無意識に選んだ私のせいだ
そのことで今、大事な子が殴られて傷ついて、私と同じように夫から進路を変えられそうになっている
絶対ダメだ
やりたいことじゃない方を選ばせてはいけない
歪んだ価値観が育ってしまう
そのことにとうとう向き合う時が来てしまった
私が目を逸らしていたこと
本当に私が好きな人と結婚しなかったこと
私を好きになってくれた人を選んでしまったこと
子供を虐待しない人を選んだつもりだったのに、逆の人を選んでしまっていたこと
最終的には離婚、まずは別居するしかない
そう考えながら帰宅した
夕飯を作っていたら、子がパパにメッセージを送ったと見せにきた
子のメッセージ
「パパは帰ってくんな！2度と会いたくない！死ね」
感情が爆発してしまったようだ
後3週間で子のセンター試験なのに
スーと感情がなくなっていく
こわい、どうしよう…
夫からメッセージを見たかと連絡が入った
年末年始の休暇で家に帰れないとかありえないと、大激怒だ
そりゃそうだろう
全面否定されたら傷つくよね
メンタルダウンしている子からのメッセージは、率直すぎて心に刺さりすぎる
それほど子が苦しんでいて、私たちに助けて言っている
とりあえずホテルにでも泊まってもらおうとしたが、ヒステリックな夫からのメッセージが来る
夫の実家に帰ってもらおうか…
連絡するなと夫から言われていたが、仲良しなようで不仲な義母にLINEした
メンタルダウンのことも何もかも説明して夫が年末年始帰ってもいいかきいた
義母「それはいいに決まってる！それよりあなた達さっさと離婚したらいい！3人で頑張ればいいのよ！感謝が足りないし弱いわよ！」
おっしゃる通りです
そういうふうにしか見えないでしょう
実際殴る蹴るを見てないから言えることもありますし、自分の子が1番大事でしょう
私「本当にすみませんでした
私たちもメンタルダウンしてまして」
話している途中子の声が入ってしまった
子「パパなんか死ねばいい！」
義母「なんてこと言う子に！それなら勝手にすればいいのよ！勝手に別れてさっさと自分のお金で生活したらいい！」
はいはい、さすが夫の親です
主婦の私が夫の収入で生活している事を、本当はよく思っていない義母は、子のために仕事を辞めろと言ったり、働けと言ったりする
働きながらちゃんとした子育てはできないと言ってたのに
現在、子の塾代を夫が出し渋るから私がバイトしてるんですよ？
でもそんな事は今はどうでもいい
問題は夫が帰ると子がメンタルをより悪くするから、夫を年末年始どこで過ごさせるかなのだ
後々夫に恨まれたら面倒くさいことになりそうだから、できるだけ穏便に済ませたい
1番いい年末年始の過ごし方は、夫に実家で義父母への親孝行してもらう事だと思う
私達3人で受験対策した方がメンタルが安定するから、その方がいい
夫は実家に家族のメンタルダウンの原因が自分にもあると知られたくないのだろうが、ホテルでたった1人の年末年始は恨まれそうだから避けたい
すでに遅いとは思うが、少しはマシになるように蔑ろにされていないと思える過ごし方にはどうしたらなるのだろうか
