夫からのメールを見て、ゲッと思うようになったのはいつからだったか。


煩わしい。


いつも私に何かさせる。

友人からのお願いでコストコで何か買ってきた話をすると、


夫「パシリですか?買い物小僧?」


鼻で笑いながら、皮肉たっぷりに言ってくる。


うんざり。


友人付き合いをしない夫は、私が友人とやりとりをするのをよく思っていない。


夫「友達より家族だろ」


そんなの分かってるけど、だからといってどうして友人を作ったらダメなの?


夫「友達は、オレの人間強度を下げるから」


どこかのアニメで言ってたセリフを、こうも堂々と言えるものだ。

夫の事はもう諦めた。

結婚当初、死んでほしいと毎日願うようになるとは、夢にも思わなかった。


私「本当死なないかな」


何かいい事ないかなというくらいの、軽い感じでこの言葉が湧いてくる。

この人と一緒に居たいと思えないなら別れた方がいいと、よく分かっている。


子供とお金。


この2つが離婚に踏み切れない理由。

バイトでは全然ダメだ。

自信を持って生きていきたいのに、何も進められない自分が嫌いになる。


夫「俺は仕事なんかしたくない。だからママちゃんも仕事なんかしないでいんだよ。家で子育てと家事をしっかりしてくれたらいいんだよ。」


子育ては、2人でするもんじゃないのかと意見したら、


夫「母親が子育てをするものだ!父親は、仕事で忙しいから子育てはできない。母親の存在が1番大事だから子育てをいい加減にはして欲しくない。」


父親は、子育てをしないと宣言しておいて、何言ってるのかと言ってしまい大喧嘩。

その上子供が憎くてたまらないとまで言い出した。


夫「あんな宿題もしない奴まともな大人になるわけがない!だから今のうちに殺そう!」


私が必死で守り育てている子を殺したいと言う夫。

しかも毎日。


ある日、仕事から帰ると息子がボロボロで倒れていた。

夫に殴られて。

泣きながら車に息子を乗せてコンビニエンスストアに走った。冷えたペットボトルで身体を冷やし、菓子パンを食べさせた。

どうして殴るのよ!

私の見てないところで!

許せない許せない許せない!

私の心はあの頃に壊れたんだと思う。

冷えた怒りを身に潜めて、自宅に残した娘のことが心配になり帰った。

そして、必死で子供を殺さないでと反論し続けた。

私は、暴力には決して屈しない。

どれだけ夫が家族を殴っても、夫の思うようにはならないと必死に伝えようとした。


夫「俺には俺の信念で殴ってるんだ!俺は悪くない!」


私は、自分の全身をベルトで叩きながら、


私「絶対にあなたが悪い。暴力には決して屈しないから。あんたのことなんか殴らない。子供を殴るなら私を殴りなさいよ!」


私は、全身真っ赤になるまでベルトで自分の身体を叩き続けた。

何分経ったか。


夫「ごめん」

無表情で言った。


やっと謝りやがった。

ずっと見てやがって。

殺したいくらい夫が憎い。

それを聞いて痛みと疲労で倒れ込んだ。

私は、夫を許せない。


だから私は、夫が憎くて仕方ない。