花水木との3回目のデートは、横浜中華街

暑い日差しの中、日傘を私の手からそっと受け取り器用に畳んで店内に案内してくれる彼にメロメロ

お姫様扱いされるってこんなに嬉しいんだと、久しぶりに乙女な自分に感動しながらデートは順調に進んだ


マリンタワーの展望フロアでおしゃべりしながらお付き合いすることになって、心の中でガッツポーズ


そのまま山下公園にお散歩していたら、どうして既婚者アプリに登録したか教えてくれた彼


彼曰く、奥様に浮気をされたからその復讐のために自分も浮気しようも登録したそうだ


怖い


この人こんなこと人に言ってどう思われるか分かんないタイプの人なんだね

それだけ奥様の裏切りが許せないのかもしれないけど、奥様大好きじゃん


なんだかなーと思いながら、私もモラハラ暴力夫のことを話した

はい、もちろんドン引きでしょう

彼は明らかにテンションが下がっている様子だったから、どこかドライブしようと提案した

行き先は江ノ島

神奈川県のデートコースのど定番からど定番へ


夕方遅く江ノ島に着いて、しらす丼を一緒にいただいた

言いにくいことをお互い言ったことで、少し心の距離と相手への理解というか共犯意識が芽生えていた


「じゃあもう帰る?それともホテルとか行く?」


どう言う流れか分かんないけど、彼がなんと言うか試しに言ってみた


そしてホテルへ


そうそれははじめて一線を超えた


10年のレス生活からの脱却


死ぬ前にしたい


そんな生物としての性


久しぶりの男性の身体は大きく冷たくて白くて硬くて、私で興奮してくれていることが嬉しかった


終わった後は血だらけだったのは、久しぶりすぎたせいかも

彼は真っ青になったから心配だったけど、次の日は奥様にばれたとか連絡が入ってすぐサヨナラした

これがやり捨てかとも思ったが、一戦交えることができた達成感の方が私の心情的に勝っていた

哀しかったけどこの哀しさは、彼のことを本気で好きになりかけていたことと、やっぱり既婚者同士だからこうなるよねという現実を知った哀しさだった

すぐサヨナラしてくれてありがとう

そして抱いてくれてありがとう