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森で考えて、森を知る

森林に関する資格を取得するための勉強法などを少しずつ書き出してゆきます。

間が空いてしまいました。
2007年インドネシア・バリでの開催のCOPまでお話ししたようです。
2008年の洞爺湖サミットに関係することも話題にしましたので、2009年のCOP15(コペンハーゲン)からです。

COP15では第2約束期間が始まる2013年以降の課題目標などを決めるという予定でしたが、先進国の削減実績は温暖化進行を引き止めるための科学的数値に基づく目標に届かない、途上国は削減のための行動を国際的な約束事としてとり決めることに反発しました。

そのため会議が終了するのは金曜日だったのですが、予定通りに進まずに翌土曜日の現地時間15時頃にやっと閉幕することができました。
一体、COP15の実態はどのようなものだったのでしょうか。

私感を交えた言い方になりますが、一度の会合で決められる内容ではなかったというのが適切ではないかと。討議に加わる環境担当責任者は各々税金で派遣されてきているわけですから成果を持ち帰らないわけにはいきません。

テンペルホーフ代表 堀 康典
URL:
http://tempelhof.jp/mail:tmp@tempelhof.jp

またCOP/MOPとは何かといいますと、COPが条約批准国の会合ですが議定書批准国の構成は条約批准国の構成と同じではない(例:アメリカは議定書に批准していない)ため別の最高決定機関を要します。それがMOPです。

ところが京都議定書に関しては条約批准国と議定書批准国の構成がほぼ同じであり、別途会議を招集するには無駄が多いことからCOPがMOPを兼ねることを予め決めたためこのような表現になりました。

またもうひとつ重要な場があります。
「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC  Intergovernmental Panel on Climate Change)です。これは極めて影響力が大きい機関ですので改めて別に書きたいと思います。

テンペルホーフ代表 堀 康典
URL:
http://tempelhof.jp/mail:tmp@tempelhof.jp

さてここで第2約束期間以降の削減目標などを話あう場について少しだけ書きます。

COPで議論されるのはもちろんですが、そのほかに京都議定書の附属書Ⅰ国が参加する「アドホックワーキンググループ(AWG)」、京都議定書第9条で規定される「議定書レビュー」、COP/MOP(Conference of the Parties serving as the meeting of the Parties)、前回言及した主要国首脳会議(いわゆるサミット)、EUやAPECなどを挙げることができます。

APEC(アジア太平洋経済協力 Asia-Pacific Economic Cooperation)は日本も参加しています。実はこれは非公式の会合です。
記事などでよく目にする会合ですが非公式というのがどういう位置づけなのか気になるところです。

つまり、現在進行の課題なので機会があるごとに話し合われている内容だということがわかります。

テンペルホーフ代表 堀 康典
URL:
http://tempelhof.jp/mail:tmp@tempelhof.jp