私が塾生にしょっちゅう言うことがあります。

それは、途中の計算式や解き方を
ちゃんと書けるようにしなさいとか、
字を丁寧に書きなさいと言う理由は何かということ。

(別にプロのように上手でなくてもイイから)

字や文章を丁寧に書くことで、思考回路が緻密になるのです。


緻密になればなるほど、思考力のレベルは高くなる。

もちろん学力に直結しますが、
それだけではなく、
他人への細かい気遣いにもつながります。


引いては、物事に対する接し方が穏やかになり、
世間に流布しているいわれのない偏見や理不尽な事柄にも
対応できるようになります。


心を穏やかにしていると、
そういった災難を避けることさえ出来るようになる。


数学は、将来それを生かそうとしている人や
数学者になりたい人は別にして、
そういう緻密な思考ができるようになるための
手段のひとつなのです。


そして数学だけに限らず、
学校で塾で、あるいは家庭で一生懸命学習するということは、
それらを通して
人間として如何に社会で生きるかということを
学ぶことでもあるのです。

人は、人と人の間で育てられ、人間となるのですから。