アメリカのヴァンス副大統領はアメリカがイランとの戦争に向かう中で明らかに歯止めになる人物だと思っていたのですが、彼のXに「トランプ大統領はイランがウランの濃縮を一切認めない立場を明らかにしている」と書いているように彼もイランのウラン濃縮を一切認めない立場を表明しており、以前からイランは医療用のウラン濃縮などは放棄しないと言っているので、このままでは確実にアメリカがイランに対する戦争に参加することになるでしょう。
結局トランプ大統領の一期目の時にオバマ大統領が結んだJCPOAを破棄したときに今回のようになるのは当然だったのではないかと思うようになってきた。あの合意でもイランは民生用の核開発は許されており、核兵器に転用できる核物質に対しては厳しい監視の目を光らせて、イランはその合意をきちんと履行していたのである。
JCPOAで問題があるとすれば、合意の期限が設定されておりその期限を過ぎるとイランが自由に核開発を行うのではないかと言われていたが、その問題を修正するのに合意を破棄する必要はなかったのである。
イラク戦争の時にはアメリカは情報機関にサダム・フセインが核兵器を開発しているという全く出鱈目の報告をでっちあげたのだが、今回トランプ大統領はギャバード国家情報長官がイランは核兵器を開発していないとの報告を「知らない」と言っている。
いずれにせよ日本においてトランプ大統領は戦争をしない大統領と歴史家の渡辺惣樹さんなどもおっしゃっていたが、おそらくそれは間違いなのだろう。
私はトランプ大統領の歴史的な役割はアメリカ帝国の墓掘り人だと思っており、今回のイラン戦争もその一部であるような気がしています
