アメリカの元国務長官のヘンリー・キッシンジャーは『外交』という本の中で「日本はつねに朝鮮半島を北東アジアにおける戦略の要と考えてきた」と書いています。
この言葉は正しいと私は思いますが、朴クネ大統領が率いる現在の韓国を見て本当にこれまでの戦略が正しかったのかと疑問に思う日本人も続出しているでしょう。
私も以前のブログで「対馬海峡」の安全で十分ではないだろうかと書いたことがあります。
今回、日本戦略ブレインという団体が書いた『誅韓論』という本を読みました。この本はこれまでの日本が朝鮮半島を戦略の要と考えてきた明治以来の日本外交を断罪して、日本が朝鮮半島から「自由」になる政策を模索しています。
じつは東北アジアではもうすでに激変が始まっているのだと『誅韓論』は主張しています。
というのも2015年の末に米韓連合司令部から韓国軍への戦時作戦統制権が返還されることになっています。
このことはいよいよ米軍が朝鮮半島から徐々に撤退していくことを意味しています。
そこで朴クネ大統領はアメリカから中国に乗り換えるという決断を行なったのです。
ところが従来の日本の外交を支持する櫻井よしこさんや佐藤優氏などは「韓国が中国に取り込まれることを防げ」という変な論陣を張っています。
朴クネ大統領本人が中国にすり寄っているのに日本はどうやってそれを防げというのでしょうか。
この本では逆に厄介な朝鮮半島の問題を中国に押し付けてしまえと提案しています。
もちろん中国と韓国の同盟が日本に対して元寇のような危機をもたらすかもしれないが、いずれ朝鮮半島がチベットのようになって朝鮮問題は解決すると冷酷な結論を下しています。
ただこの結論は作者さんも認めるように「大中華帝国」の存在を前提にしており、現在腐敗撲滅を利用したミニ文化大革命を行っている習近平にそれができるとは思えないのが残念な気がします。
いずれにせよこの本はこれまでの前提を疑うことによって新たな日本外交の可能性を探ろうという意味では大変有意義でした。
この言葉は正しいと私は思いますが、朴クネ大統領が率いる現在の韓国を見て本当にこれまでの戦略が正しかったのかと疑問に思う日本人も続出しているでしょう。
私も以前のブログで「対馬海峡」の安全で十分ではないだろうかと書いたことがあります。
今回、日本戦略ブレインという団体が書いた『誅韓論』という本を読みました。この本はこれまでの日本が朝鮮半島を戦略の要と考えてきた明治以来の日本外交を断罪して、日本が朝鮮半島から「自由」になる政策を模索しています。
じつは東北アジアではもうすでに激変が始まっているのだと『誅韓論』は主張しています。
というのも2015年の末に米韓連合司令部から韓国軍への戦時作戦統制権が返還されることになっています。
このことはいよいよ米軍が朝鮮半島から徐々に撤退していくことを意味しています。
そこで朴クネ大統領はアメリカから中国に乗り換えるという決断を行なったのです。
ところが従来の日本の外交を支持する櫻井よしこさんや佐藤優氏などは「韓国が中国に取り込まれることを防げ」という変な論陣を張っています。
朴クネ大統領本人が中国にすり寄っているのに日本はどうやってそれを防げというのでしょうか。
この本では逆に厄介な朝鮮半島の問題を中国に押し付けてしまえと提案しています。
もちろん中国と韓国の同盟が日本に対して元寇のような危機をもたらすかもしれないが、いずれ朝鮮半島がチベットのようになって朝鮮問題は解決すると冷酷な結論を下しています。
ただこの結論は作者さんも認めるように「大中華帝国」の存在を前提にしており、現在腐敗撲滅を利用したミニ文化大革命を行っている習近平にそれができるとは思えないのが残念な気がします。
いずれにせよこの本はこれまでの前提を疑うことによって新たな日本外交の可能性を探ろうという意味では大変有意義でした。
