2011年11月に発売されたフーバー大統領の回顧録を少しずつですが読み直しています。ハードカバーで1000頁もありますのでなかなか進みません。ようやく1/3くらいまで到達しました。
さて本題に入ります。
私は近衛文麿についてたくさんのことを先日亡くなった鳥居民さんの本で学びました。それまでは近衛が「優柔不断」だったとかを戦後の歴史家の本でたくさん読まされていましたので鳥居民さんの論考は新鮮でした。
フーバー元大統領の回顧録でも近衛首相がルーズベルト大統領に対して首脳会談を持ちかけたことをグルー駐日大使の電報を引用してかなり詳しく分析しています。
そしてフーバー元大統領は近衛文麿に対して次のように結論づけています。
His eulogy should record that he had continually striven to hold the Japanese militarists in check; that he was a man dedicated to peace, at any personal sacrifice
『彼への追悼には、どうにかして軍国主義者をチェックしようとし、個人的にはどのような犠牲を払っても平和を維持しようとしたと記録するべきだ。』
he was a man dedicated to peace, at any personal sacrificeという部分は近衛に対する最大の賛辞でしょう。
この部分には脚注がついていて、そこにはこう書かれてあります。
Konoye’s subsequent life was a confirmation of this. He refused to take part in the war but did agree to undertake a special mission to Moscow in an effort to seek peace. The mission (scheduled for July, 1945) never left Japan due to Russia’s reaction to the proposal. After the war Konoye offered his services in the problems of reconstruction. But he was accused of being part of the war conspiracy. He committed suicide rather than bear the humiliation of a trial as a war criminal.
『近衛のそれからの人生はこのことを裏付けるものである。彼はアメリカとの戦争に参加することを拒んだ。しかしモスクワに和平を求めるミッションに参加することには同意した。このミッションは1945年7月に予定されていたがソビエトの反対で実現しなかった。戦後、彼は日本を再建する仕事を与えられた。しかし戦争の共謀に参加したと訴えられることになった。そして戦争犯罪人という恥辱を受け入れる代わりに自殺を選んだ。』
これらのフーバー元大統領の言葉は鳥居民さんの論考と全く同じです。
それにしてもフーバー大統領の時代に世界大恐慌が起き、彼がその処理に失敗したことが残念でなりません。あのまま共和党政権が続いていれば日米の戦争は無かったかもしれません。
いずれにしても将来、先の大戦の見直しが始まった時にハーバート・フーバー=鳥居民史観は大変有意義なものをもたらすことは間違いありません。
そして多くの日本人が近衛の努力に敬意を払って欲しいと私は思っています。
さて本題に入ります。
私は近衛文麿についてたくさんのことを先日亡くなった鳥居民さんの本で学びました。それまでは近衛が「優柔不断」だったとかを戦後の歴史家の本でたくさん読まされていましたので鳥居民さんの論考は新鮮でした。
フーバー元大統領の回顧録でも近衛首相がルーズベルト大統領に対して首脳会談を持ちかけたことをグルー駐日大使の電報を引用してかなり詳しく分析しています。
そしてフーバー元大統領は近衛文麿に対して次のように結論づけています。
His eulogy should record that he had continually striven to hold the Japanese militarists in check; that he was a man dedicated to peace, at any personal sacrifice
『彼への追悼には、どうにかして軍国主義者をチェックしようとし、個人的にはどのような犠牲を払っても平和を維持しようとしたと記録するべきだ。』
he was a man dedicated to peace, at any personal sacrificeという部分は近衛に対する最大の賛辞でしょう。
この部分には脚注がついていて、そこにはこう書かれてあります。
Konoye’s subsequent life was a confirmation of this. He refused to take part in the war but did agree to undertake a special mission to Moscow in an effort to seek peace. The mission (scheduled for July, 1945) never left Japan due to Russia’s reaction to the proposal. After the war Konoye offered his services in the problems of reconstruction. But he was accused of being part of the war conspiracy. He committed suicide rather than bear the humiliation of a trial as a war criminal.
『近衛のそれからの人生はこのことを裏付けるものである。彼はアメリカとの戦争に参加することを拒んだ。しかしモスクワに和平を求めるミッションに参加することには同意した。このミッションは1945年7月に予定されていたがソビエトの反対で実現しなかった。戦後、彼は日本を再建する仕事を与えられた。しかし戦争の共謀に参加したと訴えられることになった。そして戦争犯罪人という恥辱を受け入れる代わりに自殺を選んだ。』
これらのフーバー元大統領の言葉は鳥居民さんの論考と全く同じです。
それにしてもフーバー大統領の時代に世界大恐慌が起き、彼がその処理に失敗したことが残念でなりません。あのまま共和党政権が続いていれば日米の戦争は無かったかもしれません。
いずれにしても将来、先の大戦の見直しが始まった時にハーバート・フーバー=鳥居民史観は大変有意義なものをもたらすことは間違いありません。
そして多くの日本人が近衛の努力に敬意を払って欲しいと私は思っています。
