第2次大戦後に日本がハイパー・インフレになった経緯をネットで調べていたら次のような図表が見つかりました。

(小さくてすいません。図をクリックすれば拡大します)
この図から気づいたことを簡単に書いてみます。
昭和19年、日本が米軍から本格的な反撃を受け始めた頃に債務額がGDPの200%を超えています。ちょうど現在の日本と同じ比率です。
一方、現在と明らかに違うのは消費者物価が債務の上昇とともに上がっていっていることです。債務が200%を超えた19年は約12%上昇し、次の年は47%、その次が500%上昇といった具合です。
さらに、消費者物価と同じように賃金も上昇しています。
結局、この図からわかることは、物価も賃金もほとんど上がらないデフレの経済と戦前の経済は、同じように政府債務がGDPの200%を超えたからといって全く別物なのです。
以前、名古屋の河村市長が日本がいくら借金できるかは債務の量ではなく、金利だとおっしゃっていました。私もその通りだと思います。

(小さくてすいません。図をクリックすれば拡大します)
この図から気づいたことを簡単に書いてみます。
昭和19年、日本が米軍から本格的な反撃を受け始めた頃に債務額がGDPの200%を超えています。ちょうど現在の日本と同じ比率です。
一方、現在と明らかに違うのは消費者物価が債務の上昇とともに上がっていっていることです。債務が200%を超えた19年は約12%上昇し、次の年は47%、その次が500%上昇といった具合です。
さらに、消費者物価と同じように賃金も上昇しています。
結局、この図からわかることは、物価も賃金もほとんど上がらないデフレの経済と戦前の経済は、同じように政府債務がGDPの200%を超えたからといって全く別物なのです。
以前、名古屋の河村市長が日本がいくら借金できるかは債務の量ではなく、金利だとおっしゃっていました。私もその通りだと思います。