少し前にシカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授が韓国の新聞に次のように語っています。

「中国を牽制するうえで韓国ほど戦略的に重要な国はない。 韓国の地政学的な位置が韓国を米国の最も重要な戦略的パートナーにしている。 世界で地政学的に最も不利な位置にある国が韓国とポーランドだ。 強大国に包囲されている両国が歴史的に地図から完全に消えたことがあるというのは驚くことではない。 これは言い換えれば、両国がそれだけ戦略的に重要な位置にあるという意味だ。 冷戦時代、米ソ間の対決の重心は中部ヨーロッパだった。 したがって北東アジアよりも欧州が米国にとって重要だった。 しかし今は重心が東アジアに移ってきた。 このため韓国は米国にとって極めて重要な同盟国になった」

少し、韓国を持ち上げすぎですが、簡単に要約してしまうと、ポーランドや朝鮮半島のような大国に挟まれている国は自国の運命は回りの大国の意思で決まり、自国の努力ではどうしようも無いという冷酷なことを言っているのです。

ヒトラーがミュンヘン会談の約束を破り、チェコを併合してしまいました。これにイギリスが反発し、ポーランドに安全保障を提供します。これによってポーランドはナチスドイツに対して強硬に出ましたが、独ソ不可侵条約によって、あっという間に分割されてしまうのです。

北朝鮮の運命を握っているのは、今日の産経新聞に筑波大学の古田教授が書いているように中国です。私は中国が北を占領するとは思っていませんが、北朝鮮の存続に全力をあげるでしょう。

結果として、金正日死んでも何も変わらないのです。