少し前に韓国の『中央日報』に、竹島問題に関してある判事さんのインタビューが載っていました。一部を引用します。

「問題が浮上する度に根本的対策を用意するべきだという声が高まる。 根本対策といえば、日本が二度とそういう主張ができないように日本の口をふさぐことだが、方法は戦争をしたりICJ裁判を通して承服を受けることしかない。 ともに不可能だ。 特別なものでなければ日本の主張は徹底的に無視するのが上策だ。 独島を占有している韓国は黙っていればいいが、日本は絶えず異議を提起しなければならない。 私がよく使う例えだが、私たちはただそこに立っていて、日本はランニングマシンの上にいるような状況だ。 日本が何か主張すれば、『君は走っているから大変だろう』と笑って済ませればいい。 そういう方法で紛争を起こさないのが解決法だ」

竹島は韓国が実行支配していますので、この判事さんがいうように日本が挑発しても韓国はそれを無視するのが最も合理的な戦略です。『朝鮮日報』などが「静かな外交」と呼んでいるものです。

ところが、今回日本の議員が鬱陵島を訪問するという問題が大爆発を起こしてしまいました。

「独島を占有している韓国は黙ってればいいが」と判事さんはおっしゃいますが、黙ってることができないのが韓国の国民性のようです。

「静かな外交」など絶対に不可能でしょう。