以前、私はこのブログでアメリカ、イスラエルとイランが戦争するのではないかと書いたことがあります。今回はそれについて途中経過を書いておきます。

つい先日、イスラエルの諜報組織であるモサドの元長官ダガン氏が突然公の場で、イランとの戦争の危険性について語り、問題になったことがあります。

アトランティックのゴールドバーグ記者は次のように書いています。

ーーーーー
最近の2回に及ぶスピーチでダガンはイランを攻撃することは「ばかげたアイデア」だと語り、「それがイスラエルに及ぼす影響ははかりしれない」と結論づけました。ダガンはネタニヤフ首相とバラク外相はイスラエルが勝つことのできない戦争に引っ張っていっていると信じているようです。彼はモサドにいるときは他の仲間とこの「向こう見ずな冒険」を阻止してきたと語りました。しかし「現在誰も彼らを止めることができない」ようです。
ーーーーーー

一方、アメリカではゲーツ国防長官がイランに対する攻撃の防波堤になっていたようです。ハーバード大学のワルト教授は、ブログで、フロリダ大学のオレン教授の論説を引用しています。

「イランとの戦争は現実化しなかった。なぜなら、戦争を望んでいた政治勢力ーチェイニー副大統領、タカ派の言論人、議会の実力者、アイパックというイスラエル支援勢力ーがゲーツ国防長官を筆頭とする非公式な勢力に裏をかかれた(outmaneuver)からである。」

日本の米軍基地問題ではあまりに尊大だったゲーツ国防長官ですが、イランとの戦争には反対だったようです。しかし、そのゲーツ国防長官もいなくなります。

イランとの不毛な戦争に反対していたイスラエルのモサドのトップ、ダガン氏。またCIAに長く勤め、国防長官としてイランとの戦争に反対したゲーツ氏。彼らが現職からほとんど同時に離れることは、大いなる不安感を抱かせます。

やはり中東大戦争(第3次世界大戦)は避けられないのでしょうか。