フランシス・フクヤマが自分の新刊について語っています。

 フクヤマは血縁者を基礎とした社会から、近代国家に発展した理由を様々な角度から書いていますが、そのなかでカトリック教会の役割について私の興味をひいた箇所があります。

 カトリック教会は8世紀にいとこ同士の結婚を禁止しますが、その理由は血縁者が財産を独占することを避けるためだったと語っています。

 ところで我が菅直人総理はいとこの伸子夫人と結婚しています。一部では伸子夫人がやめろといわなければやめないといわれている首相ですが、フクヤマのいっていることが正しければ総理を辞めることを進言するはずがありません。

 旦那の権力は彼女の一部でもあるのです。


 フクヤマもこの事実を知れば悩むことになるでしょう。