ミクシン・ペイという中国系の人がDiplomatという新聞に中国とインフレの関係について書いています。
この論説のなかでペイは、国民党が共産党に負けたのはインフレのためであり、また天安門事件が拡大したのも背景にはインフレがあったとその歴史的経緯にふれています。
そして結論部分では次のように書いています。
「2012年の秋に中国で政権交代が起きることがなければ、指導部の誰か一人に責任をかぶせておしまいにできたのであろう。しかし、中国での政権交代する過程はとてもデリケートなものである。この過程で指導部内で内紛が起これば、やっかいなことがおこるかもしれない。」
私は中国共産党「2015年崩壊」説をとっています。理由は以前に中国の李鵬首相がオーストラリアの首相に「日本は2015年に無くなる」と言ったことがあるからです。
そのとき李鵬首相がなぜそのようなことを言ったのかはよくわかりませんでしたが、藤原正彦さんの『日本人の誇り』という本に、「人間というものは、他人を攻撃する際に自分が言われるともっとも痛い言葉を用いる、という心理的傾向があるのです。国も同じです」と書かれています。
李鵬首相の言葉をこの藤原説を使って解釈すれば2015年に無くなるのは日本ではなく、中国共産党になります。
さらに、ペイが指摘する中国でのインフレ問題がありますので、「2015年」説はますます真実みを帯びてくるわけです。
この論説のなかでペイは、国民党が共産党に負けたのはインフレのためであり、また天安門事件が拡大したのも背景にはインフレがあったとその歴史的経緯にふれています。
そして結論部分では次のように書いています。
「2012年の秋に中国で政権交代が起きることがなければ、指導部の誰か一人に責任をかぶせておしまいにできたのであろう。しかし、中国での政権交代する過程はとてもデリケートなものである。この過程で指導部内で内紛が起これば、やっかいなことがおこるかもしれない。」
私は中国共産党「2015年崩壊」説をとっています。理由は以前に中国の李鵬首相がオーストラリアの首相に「日本は2015年に無くなる」と言ったことがあるからです。
そのとき李鵬首相がなぜそのようなことを言ったのかはよくわかりませんでしたが、藤原正彦さんの『日本人の誇り』という本に、「人間というものは、他人を攻撃する際に自分が言われるともっとも痛い言葉を用いる、という心理的傾向があるのです。国も同じです」と書かれています。
李鵬首相の言葉をこの藤原説を使って解釈すれば2015年に無くなるのは日本ではなく、中国共産党になります。
さらに、ペイが指摘する中国でのインフレ問題がありますので、「2015年」説はますます真実みを帯びてくるわけです。