今ちょうどスティーブン・キンザーの Overthrow という本を少しずつ読んでいるのですが、そのなかに非常に興味深いことが書かれています。

 アメリカは1898年にキューバを巡ってスペインと戦争に至りました。最初アメリカはスペインの圧政からキューバを解放するのだと息巻いていましたが、アメリカが勝利するとその立場を180度変えてしまいました。

 それがプラット修正条項といわれるものです。

 キンザーは「アメリカに忠実な体制を維持することで、アメリカが直接支配することなく間接的にキューバをコントロールすることができるようになった」と書いています。

 ではどのような内容なのかというと、「プラット条項下では、アメリカはキューバが米軍基地を置くことのできる憲法を受け入れることによって、占領を早期に集結させることができる。・・・・結局、プラット条項はアメリカが拒否権を発動しない範囲でしかキューバは自治できなかったのである。」

 なんか現在の日米関係そのままのような気がします。

 米軍基地を日本に置いたまま日本の「独立」など存在しないのです。