ジョージ・フリードマンの文章が面白かったので、少し要約してみます。

日本は世界第3位の工業国だが、資源はまったくない。石油は政治的に不安定な中東諸国から輸入している。

日本がその電力の1/3を原子力に頼っているのは日本の安全保障にも貢献していたのだ。

ところが今回の地震と津波による原子力発電の危機で、日本のエネルギー政策にも赤信号がともった。

日本の地震による危機と同じ時期に中東でも重大な事件が多発している。

もし中東で紛争が起こり日本に石油が入りにくくなった時、日本はこれまでの通りアメリカの後をついていくことだけで満足するのだろうか。