以前書いたようにアメリカ政府は北朝鮮問題で中国がよくやっていると突然アメリカの主要紙にリークし始めました。

 その後に判明したのですが、1月7日のニューヨーク・タイムズ電子版に「オバマ政権はこれまで北朝鮮に対してとっていた『戦略的忍耐(Strategic Patience)』を放棄して対話路線に切り替えた」という記事がでていました。

 このあたりから、前原外相が北朝鮮との対話を呼びかける活動が活発になります。青山繁晴さんは関西のテレビで前原外相はアメリカの「駒」となって動いていると言っていました。

 さて、このようなアメリカの政策転換で困った立場におかれたのが韓国の李政権です。せっかく日・米・韓で中国および北朝鮮に圧力をかけようとした矢先にアメリカが寝返ってしまったのですから。

 ゲーツ国防長官が韓国に行きましたが、韓国に北朝鮮との対話を勧めたようです。

 韓国の保守派の一部がアメリカの政策転換に怒りを表明しています。『朝鮮日報』に「韓国が核も持ってこそ、北は交渉に応じる」というコラムを書いているのです。

 このコラムの中で「延坪島事件一つで震え上がっている米国が、北朝鮮による核攻撃の際、中国との全面戦も辞さずに核の傘を行使する理は、万に一つもないからだ。」とその怒りをぶちまけています。

 そこで韓国も「核」を持とうと呼びかけていますが、当然アメリカは反対するでしょう。アメリカの反対を押し切って韓国が核を持つ選択をするかは疑問です。

 韓国のフラストレーションはつのるばかりなのです。

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