前回、長野智子アナとジョセフ・ナイ教授のあまりかみ合っていなかった対談でナイ教授の口から飛び出した「アメリカ海兵隊人質」論ですが、今回『日米同盟 vs. 中国・北朝鮮』という本を読んでようやく意味がわかりました。
これは「核の傘(拡大抑止)」に関するものだったのです。
冷戦中よくいわれてた「ベルリンのために米国はニューヨークを犠牲にはしない」というものがありました。現在保守派の一部でいわれている「東京のためにロサンゼルスを犠牲にしない」ということと同じであります。そこでナイ教授は次のように言います。
「我々はベルリンを守る。そして、ベルリンに駐留している米国の部隊がその防衛を担保している。」
つまり冷戦中、ソビエトがベルリンに核攻撃を加えれば必然的にベルリンに駐留しているアメリカ軍も被害を受けます。そこでアメリカもソビエトに対して反撃を加えるだろうというものです。
これを沖縄に駐屯する海兵隊に当てはめれば、沖縄が北朝鮮や中国から核攻撃を受ければ海兵隊も被害を受けます。そこで当然そうなった場合アメリカも反撃するだろうというものなのです。
ナイ教授は日本政府が海兵隊を日本から追放すれば核抑止力の効果は減じるだろうとあんに脅かしているのです。
私はこの論理はかなり無理があるだろうと思います。米ソは何かあった場合に全面核戦争も覚悟していましたが、果たして現在のアメリカと中国にそのような状態が想像できるのでしょうか。冷戦中はCOCOMなどで貿易などは制限されていましたが、現在アメリカ製品を買えばほとんどの商品にmade in China の文字が入っているのです。
またナイ教授の「海兵隊人質論」を受け入れるとしてもなぜそれを沖縄におかなければならないのでしょうか。「東京のためにロサンゼルスを犠牲にしない」という言葉からわかるように、まず人口の多い大都市に抑止効果を求めなければなりません。つまり東京や大阪という大都市に海兵隊をおかなくては抑止効果が出ないのです。(この点から言えば橋本知事の関空に海兵隊を受け入れるということはナイ理論では正解になります)
さらに、ナイの理論では日本から在日米軍が出て行けばアメリカの核の抑止効果はなくなってしまうと言っていることになります。そして、日本が在日米軍を追い出したければ「核武装」しなさいと言っていることにもなるのです。
これは「核の傘(拡大抑止)」に関するものだったのです。
冷戦中よくいわれてた「ベルリンのために米国はニューヨークを犠牲にはしない」というものがありました。現在保守派の一部でいわれている「東京のためにロサンゼルスを犠牲にしない」ということと同じであります。そこでナイ教授は次のように言います。
「我々はベルリンを守る。そして、ベルリンに駐留している米国の部隊がその防衛を担保している。」
つまり冷戦中、ソビエトがベルリンに核攻撃を加えれば必然的にベルリンに駐留しているアメリカ軍も被害を受けます。そこでアメリカもソビエトに対して反撃を加えるだろうというものです。
これを沖縄に駐屯する海兵隊に当てはめれば、沖縄が北朝鮮や中国から核攻撃を受ければ海兵隊も被害を受けます。そこで当然そうなった場合アメリカも反撃するだろうというものなのです。
ナイ教授は日本政府が海兵隊を日本から追放すれば核抑止力の効果は減じるだろうとあんに脅かしているのです。
私はこの論理はかなり無理があるだろうと思います。米ソは何かあった場合に全面核戦争も覚悟していましたが、果たして現在のアメリカと中国にそのような状態が想像できるのでしょうか。冷戦中はCOCOMなどで貿易などは制限されていましたが、現在アメリカ製品を買えばほとんどの商品にmade in China の文字が入っているのです。
またナイ教授の「海兵隊人質論」を受け入れるとしてもなぜそれを沖縄におかなければならないのでしょうか。「東京のためにロサンゼルスを犠牲にしない」という言葉からわかるように、まず人口の多い大都市に抑止効果を求めなければなりません。つまり東京や大阪という大都市に海兵隊をおかなくては抑止効果が出ないのです。(この点から言えば橋本知事の関空に海兵隊を受け入れるということはナイ理論では正解になります)
さらに、ナイの理論では日本から在日米軍が出て行けばアメリカの核の抑止効果はなくなってしまうと言っていることになります。そして、日本が在日米軍を追い出したければ「核武装」しなさいと言っていることにもなるのです。
