日本でバブルが崩壊したのはちょうど冷戦が終わる時期にあたり、今回アメリカのバブルが崩壊したのもアメリカの一極支配がアフガニスタンやイラクの戦争でほころびを見せた時期に起こったことをこのブログで指摘したことがあります。
1929年でアメリカで始まった世界恐慌も同じことが言えると思います。クルーグマン教授はアメリカで恐慌から立ち直ったのはアメリカが日本やドイツなどと戦争を始めた後のことであったと指摘しています。
第2次世界大戦が終了した時は、1929年の時の世界秩序と全く異なるものになっていました。
さらに前の時期に世界的な不況を迎えた時代がありました。それは大不況と呼ばれるもので1873年から始まったそうです。
じつはこの時期も世界秩序の再編の時代にあたります。日本で明治維新が起きたのが1868年ですし、ちょうど同じ頃ドイツも統一を果たし、アメリカでは南北戦争が終わっています。
これらの例からいえることは、大不況がはじまって長いデフレの時期は国際秩序の再編が行われていることを示しています。
今回の不況から世界が立ち直る頃は、現在と全く違う世界の秩序が生まれているかもしれません。1929年の大恐慌が1945年の日本の敗戦で終わったように。
1929年でアメリカで始まった世界恐慌も同じことが言えると思います。クルーグマン教授はアメリカで恐慌から立ち直ったのはアメリカが日本やドイツなどと戦争を始めた後のことであったと指摘しています。
第2次世界大戦が終了した時は、1929年の時の世界秩序と全く異なるものになっていました。
さらに前の時期に世界的な不況を迎えた時代がありました。それは大不況と呼ばれるもので1873年から始まったそうです。
じつはこの時期も世界秩序の再編の時代にあたります。日本で明治維新が起きたのが1868年ですし、ちょうど同じ頃ドイツも統一を果たし、アメリカでは南北戦争が終わっています。
これらの例からいえることは、大不況がはじまって長いデフレの時期は国際秩序の再編が行われていることを示しています。
今回の不況から世界が立ち直る頃は、現在と全く違う世界の秩序が生まれているかもしれません。1929年の大恐慌が1945年の日本の敗戦で終わったように。