久しぶりに北朝鮮で動きがあったので、書いててみたいと思います。
金正日は中国へ1年に2回目という今までにやったことが無い旅にでました。一方1994年の朝鮮半島の核危機でアメリカによる空爆を防いだカーター大統領がアメリカ人救出に向かいましたが、金正日はカーター元大統領とは会わなかったようです。
この北朝鮮の動きは何を意味しているのでしょうか?
私は以前から金正日の目的は、父親の金日成の外交のまねをすることだと書いてきました。金日成は冷戦中に中国とソ連を天秤にかけてどちらからも援助をせしめる外交を展開してきたのです。金正日の場合はアメリカと中国を天秤にかけることが目的だったのです。
ところが、アメリカは北朝鮮の核兵器を認める立場は決してとりませんでした。北朝鮮もアメリカと何らかの合意を得られる可能性は薄いと考えているのでしょう。
そこで中国との関係を修復して「対中一辺倒宣言」外交に至ったものと思われます。後継者の問題もありますし。
ここで中国が北朝鮮に強気に出て、核を放棄しろと迫ってくれれば日本にとっては有り難いのですが、多分無理でしょう。
ということで、米韓 VS 中国、北朝鮮という単純な図式に戻ったものと解釈できそうです。
金正日は中国へ1年に2回目という今までにやったことが無い旅にでました。一方1994年の朝鮮半島の核危機でアメリカによる空爆を防いだカーター大統領がアメリカ人救出に向かいましたが、金正日はカーター元大統領とは会わなかったようです。
この北朝鮮の動きは何を意味しているのでしょうか?
私は以前から金正日の目的は、父親の金日成の外交のまねをすることだと書いてきました。金日成は冷戦中に中国とソ連を天秤にかけてどちらからも援助をせしめる外交を展開してきたのです。金正日の場合はアメリカと中国を天秤にかけることが目的だったのです。
ところが、アメリカは北朝鮮の核兵器を認める立場は決してとりませんでした。北朝鮮もアメリカと何らかの合意を得られる可能性は薄いと考えているのでしょう。
そこで中国との関係を修復して「対中一辺倒宣言」外交に至ったものと思われます。後継者の問題もありますし。
ここで中国が北朝鮮に強気に出て、核を放棄しろと迫ってくれれば日本にとっては有り難いのですが、多分無理でしょう。
ということで、米韓 VS 中国、北朝鮮という単純な図式に戻ったものと解釈できそうです。