藤永茂教授は『アメリカンドリームという悪夢』の中で、オバマ現象というのは白人の「集団ナルシズム」に黒人のオバマがキング牧師などの思想をかなぐり捨てて擦り寄っていったことだと指摘しています。
オバマ大統領に心の葛藤はないのだろうか?
さて今回書きたいのは、以前に確か『週刊朝日』で読んだ小倉という心理学者がかいたタイガー・ウッズの話です。
彼女はゴルフ界では以前から有色人種を閉め出していたことを書いた後で、タイガーもいわれなき差別を受けていたのではないかと書きました。
その結果あのような多数の白人女性とのセックス依存症になったのではないかと書いたのでした。
政界のスーパー・スターであるオバマ大統領にはこのような屈折した経験はないのだろうか。
これの答えになるようなものを藤永教授のブログから発見しました。教授は次のように書いています。
「オバマ大統領のいわゆる『核兵器のない世界』の提言の虚偽性についても同じです。これは、アメリカ合州国の道義意識とは何の関係もない、アメリカ合州国のセキュリティの問題です。はっきり言って、これはイランをどう押さえ込むかの問題です。イラン問題を、アメリカの問題ではなく、全世界の問題であるかのように仕立てようという手口は、アフガニスタン、イラクの場合と全く同じです。アメリカとイスラエルによる対イラン軍事作戦が始まらないことを切に祈らざるをえません。」
最後に80才を過ぎた優秀な理論物理学者の鋭いオバマ批判を引用してこの章を終わりにしたいと思います。
「コンラッドの『闇の奥』弁護論では、クルツ(あるいはカーツ)は白人文明の闇から原始アフリカの闇に行き着いた男だという主張がよくなされます。バラク・オバマは、言ってみれば、方向を反転して、アフリカの原始社会からアメリカの文明社会にやって来た「カーツ」ではあるまいか? これが今の私の幻想、いや妄想の極限地点です。バラク・オバマというこの不気味な混血黒人は、その胸の奥の奥で、本当には何を考えているのか? バラク・オバマは、道を踏み外した今のアメリカを本当のアメリカ-そんなものは存在しない-に回復する救世主ではなく、アメリカを最終的に地獄の底に引きずり落とすべく、アフリカの地からやってきたアフリカ五百年の怨念の化身であるのかもしれない--これが私の妄想の果ての果てです。」
藤永教授のブログ
アメリカン・ドリームという悪夢―建国神話の偽善と二つの原罪/藤永 茂

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オバマ大統領に心の葛藤はないのだろうか?
さて今回書きたいのは、以前に確か『週刊朝日』で読んだ小倉という心理学者がかいたタイガー・ウッズの話です。
彼女はゴルフ界では以前から有色人種を閉め出していたことを書いた後で、タイガーもいわれなき差別を受けていたのではないかと書きました。
その結果あのような多数の白人女性とのセックス依存症になったのではないかと書いたのでした。
政界のスーパー・スターであるオバマ大統領にはこのような屈折した経験はないのだろうか。
これの答えになるようなものを藤永教授のブログから発見しました。教授は次のように書いています。
「オバマ大統領のいわゆる『核兵器のない世界』の提言の虚偽性についても同じです。これは、アメリカ合州国の道義意識とは何の関係もない、アメリカ合州国のセキュリティの問題です。はっきり言って、これはイランをどう押さえ込むかの問題です。イラン問題を、アメリカの問題ではなく、全世界の問題であるかのように仕立てようという手口は、アフガニスタン、イラクの場合と全く同じです。アメリカとイスラエルによる対イラン軍事作戦が始まらないことを切に祈らざるをえません。」
最後に80才を過ぎた優秀な理論物理学者の鋭いオバマ批判を引用してこの章を終わりにしたいと思います。
「コンラッドの『闇の奥』弁護論では、クルツ(あるいはカーツ)は白人文明の闇から原始アフリカの闇に行き着いた男だという主張がよくなされます。バラク・オバマは、言ってみれば、方向を反転して、アフリカの原始社会からアメリカの文明社会にやって来た「カーツ」ではあるまいか? これが今の私の幻想、いや妄想の極限地点です。バラク・オバマというこの不気味な混血黒人は、その胸の奥の奥で、本当には何を考えているのか? バラク・オバマは、道を踏み外した今のアメリカを本当のアメリカ-そんなものは存在しない-に回復する救世主ではなく、アメリカを最終的に地獄の底に引きずり落とすべく、アフリカの地からやってきたアフリカ五百年の怨念の化身であるのかもしれない--これが私の妄想の果ての果てです。」
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