元外交官の天木直人さんの『さらば日米同盟』を先日書評しましたが、いつも鋭いコメントをくださるVeさんから次のように書かれてしまいました。
「田中宇に天木直人、管理人さんはキワモノがお好きなんですか。」
確かに、これまでの私でしたら彼らの本を読むことはなかったのでしょうが、現在の日本の保守論客の外交論を読んでいても不満がつのるだけなのです。 例えば、元外交官の岡崎久彦氏や防衛大学教授の佐瀬昌盛氏などは、いまだに「日米同盟があったから日本が豊かになった」などと書き続けています。
しかし、冷戦終結以降、日本でバブルがはじけてから20年間ほとんど経済成長していません。どう考えても彼らのセオリーはあてはまらないのです。 このことに関して天木さんは次のように書いています。
「戦後の復興から立ち直り、世界でも有数の経済発展を遂げたはずの日本が、なぜ急に苦しい状況になってしまったのだろう。一億総中流化といわれ、皆がそれなりの生活をおくっていた日本が、なぜここまで格差社会に分断され、日々の生活にも苦しむようになったのか。 もちろん、いろいろな理由があげられるだろう。しかし、私はその大きな理由が米国との歪んだ関係にあると思う。米国との関係を正しい関係にできなかった日本の指導者とそれを許してきた私たち国民のあきらめこそ、その原因があると思うのだ。」
私は岡崎久彦氏の議論より、天木さんの本から引用した文章にはるかにリアリティーを感じています。もちろんだからといって天木さんのおっしゃるような「憲法9条」だけで日本人が幸せになるとは決して思いませんが。
「田中宇に天木直人、管理人さんはキワモノがお好きなんですか。」
確かに、これまでの私でしたら彼らの本を読むことはなかったのでしょうが、現在の日本の保守論客の外交論を読んでいても不満がつのるだけなのです。 例えば、元外交官の岡崎久彦氏や防衛大学教授の佐瀬昌盛氏などは、いまだに「日米同盟があったから日本が豊かになった」などと書き続けています。
しかし、冷戦終結以降、日本でバブルがはじけてから20年間ほとんど経済成長していません。どう考えても彼らのセオリーはあてはまらないのです。 このことに関して天木さんは次のように書いています。
「戦後の復興から立ち直り、世界でも有数の経済発展を遂げたはずの日本が、なぜ急に苦しい状況になってしまったのだろう。一億総中流化といわれ、皆がそれなりの生活をおくっていた日本が、なぜここまで格差社会に分断され、日々の生活にも苦しむようになったのか。 もちろん、いろいろな理由があげられるだろう。しかし、私はその大きな理由が米国との歪んだ関係にあると思う。米国との関係を正しい関係にできなかった日本の指導者とそれを許してきた私たち国民のあきらめこそ、その原因があると思うのだ。」
私は岡崎久彦氏の議論より、天木さんの本から引用した文章にはるかにリアリティーを感じています。もちろんだからといって天木さんのおっしゃるような「憲法9条」だけで日本人が幸せになるとは決して思いませんが。
