昨日の『朝鮮日報』は北朝鮮への帰国運動について鮮于鉦(ソンウ・ジョン)東京特派員の記事をのせていました。彼は朝鮮人の感情的な愛国心が原因であると書いたのですが、今日の『朝鮮日報』には全く異なる記事が出ています。

 オーストラリア国立大学のテッサ・モリス・スズキ教授は著書『北朝鮮へのエクソダス-「帰国事業」の影をたどる』を書いた人ですが、次のようなことを語っています。

 「日本政府も赤十字社も、『帰国』問題が公の場で取り上げられることを望んでいない。確かに言えることは、59年に帰国事業が始まった当時、日本の自民党政権はもちろん、社会党や共産党を含む政治勢力やマスコミの多くが、在日朝鮮人を危険な存在と考えていたため、『帰国』を扇動したということだ」

 北朝鮮帰国者は日本の責任だそうです。

 たしかに日本の保守政党が黙認したことは確かでしょうが、帰国を嫌がる朝鮮人を無理に帰国させることはできなかったのです。

 一番悪いのは北朝鮮政府であり、決して日本政府ではありません。

 左翼の人はなぜか北朝鮮の体制よりも日本の保守政党が嫌いなのです。