他のブログに第2次朝鮮戦争が起こるのではないかと予想するものがありますが、本当でしょうか?
『朝鮮日報』の姜哲煥(カン・チョルファン)記者が次のように書いています。
「ところが太陽政策が姿を消したことで、北朝鮮にとっての資金源が断たれ、軍への資金の流れも途絶えてしまった。その一方で韓米同盟は回復し、韓中関係も強化されている。北朝鮮が核実験を行ったことで、中国が北朝鮮を見る目も過去とは変わった。北朝鮮もデノミネーション(通貨単位の切り下げ)など経済政策の失敗で、自国内でどうにか動いていた経済さえ不安な状況となった。今年に入ってからは最前線部隊への配給さえ減らされたという。
今は韓国だけでなく、世界各国が北朝鮮による挑発行為に目を光らせている。このような状況では奇襲は不可能であり、戦争はすなわち自滅を意味するということを、金総書記も承知している。表面的には不安が高まっているかのようだが、戦争が起こる条件から考えると、戦争の危険性は太陽政策当時よりもむしろ低くなっている。」
鋭い分析だと思います。
ではなぜ北朝鮮はそもそも韓国の掃海艇の撃沈などをしたのでしょう。
はっきりとは私にもわかりませんが、鳥居民さんの中国関係の本に毛沢東が大躍進政策を始めるにあたり、国際的な緊張を自ら作り出そうとして金門島に砲撃を始めたと書いてありました。
おそらく、北朝鮮も毛沢東がとった戦略を真似たのかもしれません。北朝鮮はデノミを行って国民に不満が渦巻いていました。
そこで金正日はこの不満を封じ込めるために自ら韓国との緊張感を作ったのでしょう。
もちろん韓国との戦争になっては元の木阿弥ですが、金正日は韓国人の特質を誰よりもよく知っています。
鳩山首相の発言が『産経ニュース』に次のように書かれています。
「必ずしもすべての認識が一致したわけではないと説明。国連安保理への問題提起について、李大統領から発言がなかったことを明らかにした。中国側の反応については、北朝鮮に暴発をされては困るという思いの中で、慎重な意見だったと述べた。」
どうも韓国の大統領は、この発言が正しいとすれば、国連に問題を提起することにも二の足を踏んでいる模様です。韓国の方が一方的に譲歩しているようなのです。
ということで、第2次朝鮮戦争はありえなさそうです。
『朝鮮日報』の姜哲煥(カン・チョルファン)記者が次のように書いています。
「ところが太陽政策が姿を消したことで、北朝鮮にとっての資金源が断たれ、軍への資金の流れも途絶えてしまった。その一方で韓米同盟は回復し、韓中関係も強化されている。北朝鮮が核実験を行ったことで、中国が北朝鮮を見る目も過去とは変わった。北朝鮮もデノミネーション(通貨単位の切り下げ)など経済政策の失敗で、自国内でどうにか動いていた経済さえ不安な状況となった。今年に入ってからは最前線部隊への配給さえ減らされたという。
今は韓国だけでなく、世界各国が北朝鮮による挑発行為に目を光らせている。このような状況では奇襲は不可能であり、戦争はすなわち自滅を意味するということを、金総書記も承知している。表面的には不安が高まっているかのようだが、戦争が起こる条件から考えると、戦争の危険性は太陽政策当時よりもむしろ低くなっている。」
鋭い分析だと思います。
ではなぜ北朝鮮はそもそも韓国の掃海艇の撃沈などをしたのでしょう。
はっきりとは私にもわかりませんが、鳥居民さんの中国関係の本に毛沢東が大躍進政策を始めるにあたり、国際的な緊張を自ら作り出そうとして金門島に砲撃を始めたと書いてありました。
おそらく、北朝鮮も毛沢東がとった戦略を真似たのかもしれません。北朝鮮はデノミを行って国民に不満が渦巻いていました。
そこで金正日はこの不満を封じ込めるために自ら韓国との緊張感を作ったのでしょう。
もちろん韓国との戦争になっては元の木阿弥ですが、金正日は韓国人の特質を誰よりもよく知っています。
鳩山首相の発言が『産経ニュース』に次のように書かれています。
「必ずしもすべての認識が一致したわけではないと説明。国連安保理への問題提起について、李大統領から発言がなかったことを明らかにした。中国側の反応については、北朝鮮に暴発をされては困るという思いの中で、慎重な意見だったと述べた。」
どうも韓国の大統領は、この発言が正しいとすれば、国連に問題を提起することにも二の足を踏んでいる模様です。韓国の方が一方的に譲歩しているようなのです。
ということで、第2次朝鮮戦争はありえなさそうです。