とうとう北朝鮮の仕業だとわかってしまいました。

[ソウル 22日 ロイター] 韓国軍当局は、3月に黄海で沈没した哨戒艦について、米国と共同で収集した情報に基づき、北朝鮮の潜水艦が発射した魚雷が原因との見方をとっていた。聯合ニュースが22日報じた。
 報道は軍幹部筋の発言として、韓国軍情報部は事件直後に、北朝鮮の関与は「確実」との報告書を青瓦台(大統領府)に送っていたと報じた。この幹部筋は「北朝鮮の潜水艦は弾頭200キログラムの魚雷を装備している。軍情報部は明らかに北朝鮮の仕業との報告を、沈没直後に青瓦台と国防省に送った」と述べたという。
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 ベトナム戦争の発端になったトンキン湾事件というのがありました。アメリカがベトナム側から砲撃されたと主張し、真偽はわからずじまいだったのですが、これをきっかけにアメリカ軍は北ベトナム攻撃にのめりこんでいきました。

 今回の韓国掃海艦撃沈事件はこのトンキン湾事件と正反対です。最初から北朝鮮とわかっているのに1ヶ月近くかかってようやく真相を明らかにしてきたのです。

 結局韓国側は何十人も殺されているにもかかわらず、北朝鮮とは戦いたくないのが理由なのです。

 昨日、TBSで放送された韓国のスパイドラマ『アイリス』を途中まで見ていました。韓国の徴兵制を描いていた場面がでてきて、韓国俳優のたくましさに圧倒されましたが、今回の事件を思い出し急速に冷めていきました。

 何も報復しないのであれば、あんな筋肉など必要ありませんし、そもそも徴兵制も必要ないのです。